セセンタミヌトスリブレリア

挫折することなく40年間見続け追いかけ考え愛し続けているプロレスのこと。 人生の仕組みは全てプロレスから教わりました。 四字熟語とカタカナ用語は全て週プロと東スポから学びました。 争いも解決も全てリング内です。 https://twitter.com/sesentaminlib

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最近の記事

飯伏幸太の未来探し

飯伏幸太選手について考えてみる。 顛末などは省くが、2021年10月の試合中で右肩脱臼の大怪我を負い欠場、治療期間中の今年1月に新日本プロレスを退団、現在はフリーとして活動中だ。いや、活動中ではあるが、試合が見られないというのが現状である。 3月末にアメリカで復帰戦を行い、その後も海外で数試合のみ出場するものの日本での活動はなかった。が、8.4 GLEAT両国大会で1年10ヶ月振りとなる国内復帰戦に挑むことになる。ようやく、帰ってくる。 欠場の原因である右肩の怪我は完全に回

    • 『G1 CLIMAX 33』を予想する楽しい時間

      連日の暑さでほとほと参ってしまいますが、今週末からさらに熱さは増していきます。そうです、7.15からいよいよ新日本プロレス真夏の祭典『G1 CLIMAX 33』が開幕します。 今年は過去最多となる32選手のエントリー、且つ公式戦の試合時間が20分1本勝負に変更と大きく様変わりしそうなアフターコロナ後の初G1ですが、果たしてどのような大会になるのか。 ということで、今回はこの『G1 CLIMAX 33』を穿った視点でも贔屓目もなく真っ直ぐに予想をしていきます。 ちなみに、これ

      • プロレスは 十人十色の 季語巡り

        季節は過ぎ、G1優勝予想で熟考されている昨今、いかがお過ごしでしょうか。 …あ。いきなり少し堅苦しい書き出しでしたね。夏らしい挨拶をしてみたのですが。 そうなんです。何年もプロレスを追いかけていると、季節の変わり目や月の変化、これらをプロレスの行事で知ることができます。 近年は小さな団体でも年間スケジュールがほぼ固まっていて、ファンは「〇〇が始まるということはそろそろ寒くなるぞ」「△△が後楽園ホールで大会をやるってことは桜の開花ももうすぐですな」と感じることができます。プロ

        • ルーキーの個性と没個性

          「不安定は自由。安定は不自由。」 プロレスラーに安定はない。団体からスター選手としてプッシュされたとしても、観客に認められなければ永遠に主役になれないし、跳ねたとしてもそれを維持したり若い世代のからの突き上げを叩き返さねばならない。何より怪我という大きな敵とも常に戦い続けなければならず、安定という場はないに等しい。 そう、プロレスラーはキャリアを通じて不安定な職業である。安定を求めて引退を考えてり副業がいつの間にか本業になったりする選手も少なくない。逆に言えば、プロレスラーは

          内藤哲也が2023年2月22日に得た想念

          ◆◆◆この記事は、2023年3月10日に書きあげたものです。まだ3か月しか経ってないのに随分前のことのように感じるのは、プロレスが止まらず日々動いていることの証明ですね。(そのときのまま補足・修正せずに公開させていただきます)◆◆◆ 2023年2月21日。東京ドームの中心に置かれたリングの上で30,096人の観客が最後に目にした光景は、この日の主役である武藤敬司、そしてまさかの蝶野正洋、このふたりの最後のシングルマッチだった。引退試合後にサプライズで武藤が対戦要求し、それに

          内藤哲也が2023年2月22日に得た想念

          繁殖するストロングスタイル

          ◆◆◆この記事は、2023年2月1日に書きあげたものです。(この後まさか新日本で始動した新ユニット名が“ストロングスタイル”になるとはつゆ知らず…)そのときのまま補足・修正せずに公開させていただきます。◆◆◆ ‘22年10月1日。アントニオ猪木がこの世を去ったその日から、人生で何度目かの「ストロングスタイルとはなんぞや」という疑問がまたもや湧き出し、それに対しての自問自答が始まりました。 ストロングスタイル、とは。 怒り。緊張感。殺伐さ。伝統的な技。ショーマンシップの対義語

          繁殖するストロングスタイル

          悪い人

          昼間から酒場が平気で繁盛している千鳥足以外の歩行は認められないような歓楽街を歩いていたとき、異国の女性が不慣れな日本語で携帯電話の向こう側にいる相手を罵っているのが耳に入ってきました。 「アナタ、ヨイヒトジャナイヨ、ワルイヒトヨ!」 その言葉が脳を何周か旋回し、その相手はどれほど悪い人なのかな、悪い人って直接言われる悪い人はどんな悪い風体なのかな、プロレスにおいての悪い人=ヒールという図式は現代もまだ存続しているのかな、…と考えていました。 “ヒールこそ実は良い人説”は昭和

          試合開始前の前説的な

          皆さん、プロレスってご存じですか。 もちろんですよね。 では、プロレスを会場で生観戦したことはありますか。 そうですか。 ならば、ひとつでもプロレスの試合を丸々ノーカットでじっくり見たことがありますか。 なるほど。 そうなんです。日本で生活していると、ほとんどの人は「プロレス」という言葉を耳にしたことがあるはずなんです。その存在を知らない人はいない、と二重否定の強めの公定で言ってもいいくらいだと思います。 でも、実際にプロレスを見たことがある人、会場に行ったことがある人の数