読書感想20「本好きの下剋上」香月美夜
こんにちは、せ→る→です。
今日は、香月美夜さんの
「本好きの下剋上~司書になるためには
手段を選んでいられません~web版」
の感想を書いていこうと思います。
2022年にアニメ3期の放送が決定。
2021年10月から1,2期の再放送が
始まり、視聴しています。(初見)
それに伴い、小説をおすすめされたので
web版を並行して読み始めました。
読み始めたら、面白すぎて止まらず
3期放送までに2部まで読めれば良いと
思っていたのに、結局最後まで
読んでしまいました(笑)
※ネタバレも少ししていますが、
重要なところはだいぶ曖昧に書いたので
これから3期を見る分には
とくに問題ないと思います。
著者:香月美夜
話数:全677話
小説家になろう
ファンタジーの世界が舞台ですが、
第1部は、バトルシーンはありません。
紙作りの描写がとても丁寧に描かれていて
想像しやすいです。小説を読んだあと、
アニメで該当箇所を見るとより楽しめます。
マイン×ルッツがすごく可愛い。
手を繋いで歩いている姿が微笑ましいです。
でも私は、マイン×ベンノが大好きです。
素敵な関係性。最後まで読んでも、
この二人の掛け合いが私の中で一番です。
ベンノさんはちゃんと叱ってくれるし
相手が子どもだからと上から目線ではなく
対等に接してくれる存在です。
身食いで苦しむマインを心配する姿は
保護者感もありますが、個人的には
年の離れたお兄さんの方がしっくりきます。
マインが商人を辞めた後も、商人のように
交渉するシーンはとても面白いです。
特に「商人聖女」がお気に入りです。
マインの畳みかける感じが良き。
*
第2部最後はめっちゃ泣きました。
ネタバレを見て展開を知っていたのに
泣きました。早くアニメで見たいです。
ルッツ視点の閑話でも泣きました。
うぅ…(泣)
マインが身食いじゃなかったら、
商人になってルッツと一緒に
本屋さんやってたのかなぁとか
勝手に想像して楽しんでます。
*
第3部では、フランが新しい孤児に対し
怒ったシーンが一番印象に残っていて、
マインのことを大切に想っている姿に
グッときました。ここも泣けます。
3部から登場の新キャラ・シャルロッテに
良いところを見せようと奮闘するマインが
可愛かったです。それにしても、
ボニファティウス視点が面白すぎました。
すごくお気に入りです。
*
私がこの作品の中で
一番成長したと感じたキャラは、
ヴィルフリートです。
こちらも3部から出てくる新キャラ。
第一印象は最悪で、クソガキです。
(口悪くてすみません)
でも、一日神殿長後から態度を改め
そして3部最後の事件と2年間の間に
”みんなを守れるように強くなろう”と
努力する姿に胸打たれました。
天然で鈍感なので、たまに地雷を踏みますが
第一印象からここまで印象が変わった
キャラは他にいません。
*
第4部では契約魔術やマインが文官の態度に
怒りをあらわにするシーンが印象深いです。
悪夢も含めて泣きました。ベンノさんが
ずっと大切にしていてくれたと思うと、
さらに涙腺が…
また、聖典のくだりもめっちゃ好きで、
ハラハラしてすごく面白かったです。
ダームエル有能すぎます。
私は4部が一番好きです。
キャラもさらに増えて覚えるのが大変
でしたがみんな魅力的!
*
第5部の本物のディッターでは、
準備段階から緊迫感がすごかったです。
マインの意思をすぐ察知するハルトムートは
とても優秀で心強いですが、若干怖い(笑)
5部で一番好きなシーンは、
“わたくしの一番の騎士”です。
泣けます。全体を通しても、
トップ3に入るくらいお気に入りです。
*
特に好きな男性キャラは、
マティアス、コルネリウス、ハルトムート
特に好きな女性キャラは、
フィリーネ、アンゲリカ、ユーディット
アニメ3期では出ないですね…
*
“マイン”で検索すると、サジェストに
否定的な言葉が出てくることが多いですが、
私は嫌いではないです。
もちろん、わがまますぎて
周りが見えていないことが多々あり
イライラしますが、
マインの行動原理は全て
”大切な人と本のため”
というのが一貫されています。
言動にいつも驚かされながらも、
その行動力はとても尊敬します。
かっこいいいです。
*
まだSSは全部読めていないので
引き続き楽しみたいと思います。
アニメ3期もわくわくです。
ここまでお読みいただき
ありがとうございました!
*
他のなろう作品も読んでみようと思います。
おすすめあれば教えてください!
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