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人類VS横浜駅!?

こんにちは、せ→る→です。

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すっごく今更な感じがしますが、大学入学共通テストを受けたみなさんお疲れ様でした。

苦手な教科は?と聞かれたら「国語」と即答するレベルで国語が苦手で、センター試験の点数もひどかったのですが、新聞に掲載されていた今年の国語だけ試しに解いてみたら現役時代よりも点数が高く、これも読書のおかげかなぁなんて思いました。

高校のころは数学や物理が好きでした。

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今日は柞刈湯葉さんの「横浜駅SF」の感想を書いていこうと思います。

著者:柞刈湯葉
イラスト:田中達之
出版社:KADOKAWA
(敬称略)

※ネタバレほぼなし

<あらすじ>
改築工事を繰り返す“横浜駅”が、ついに自己増殖を開始。それから数百年―JR北日本・JR福岡2社が独自技術で防衛戦を続けるものの、日本は本州の99%が横浜駅化した。脳に埋め込まれたSuikaで人間が管理されるエキナカ社会。その外側で暮らす非Suika住民のヒロトは、駅への反逆で追放された男から『18きっぷ』と、ある使命を託された。はたして、横浜駅には何があるのか。人類の未来を懸けた、横浜駅構内5日間400キロの旅がはじまる―。

あらすじを読んでも「なんだこれ!」読み終わっても「なんだこれ!」ってなりました 笑

普段言葉にしている「駅」「駅員」「エスカレータ」「自動改札」などが、作中でどんな意味や役割を持ち、どんな姿、どんな動きをするのか、頭に思い浮かべながら読み進めるのがすごく楽しかったです。

想像力が鍛えられそう。

ヒロトが下りのエスカレータを逆走するシーンが結構好きで、私もやってみたいなぁなんて思いました 笑

ヒロトは落ち着いていて影が薄いので(失礼)、過剰に感情移入することなく、個人的には読みやすかったです。感情の起状が激しい主人公よりも、ストーリーの中にすっと入り込める感じがします。

今まであまりSF作品に触れてこなかったので、これを機にもっと読んでみたいと思いました。

とっっっても面白かったです!

#読書 #読書感想文 #読書日記
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#柞刈湯葉

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