没頭の推奨
先日の投稿は、大変取り乱しておりました。
あれをしりねのデフォだと思われるのつらいな。
まぁ、そういった躁うつ状態こそが、このnoteを始めた所以なのだけど
まぁ、そもそも、フォロワー、いないので、要らん心配なのだけど。
今日は、朝ご飯にゆでたまごを食べようと、お湯を張った鍋の火をつけた。
いつもアレクサにリマインドさせる私だが、沸騰し始めてからのリマインドにしようと、何もアレクサに声をかけなかった。2分後くらいに、沸騰したら、アレクサに声をかける気だったのだ。
そんな最中、宅急便の集荷がきた。
集荷をやった。
読書をし始めた。
没頭した。
旦那に声をかけられた。
「お湯って時間測ってる?」
私は何のことかわからず、聞き返した。
「お湯?」
旦那は答えた。「鍋が沸騰してるよ。」
私は目を見開いて、鼻の穴を開いて、慌てて台所へ駆け込んだ。
そのまま、鍋を見つめて、どうしてこの子の存在を、こんなにいとも簡単に忘れてしまったのか、しばし呆然としていた。
とはいえ、落ち込まなかった。
もとは落ち込まない性分なのだ。
いや、性分というか、人生全ては実験だと思って生きているのだ。失敗しかしてきていないのだ。それを踏まえて、仕組みを変えるだけなのだ。
だから、ただただ「どんなに短時間でも、火をつけたら必ずアレクサに声をかける。」という学びを胸に彫り刻んで
もうこの話は終わりにする。
今日の私は、冷静で、自分で自分を操れていた頃の私を彷彿とさせる。いいではないか。
また、本を読み始めた。
読破した。最後の一文を読み終わるまで、やめられなかった。やめなかった。
誰しも途中で中断するのは嫌だと思う。だけど、今の私は、それがかなり強い。
中断が嫌というよりは、何かに集中し、没頭することが増えた。
思えばこの2年間、会社ではマルチタスクをずっとしていた。マルチタスクとは、最後までやり遂げずに、少し課題を残しながらも、たくさんのものを同時進行せざるを得ないことだ。
まわりの先輩や上司を見ていて、会社員において仕事がデキル人というのは、(クリエイター職ではない限り)それが得意だというのもわかった。優先順位を瞬時に見極めて、緊急度が高く重要な仕事から手をつけていく。
少し出来るようになったところだった。私も。2年でたくさん、教えてもらえた。育ててもらえた。
でも、お休みしてみてわかる。
私の脳がそれをやるのは、かなり負担があったんだなぁと。
たくさん、無理して、それをやっていたんだなぁと。
だから、お休み中の私は、そんな自分を甘やかす期間にしている。
気が済むまで没頭。
何にも中断されずにやりたいところまで、最後まで、やる。
読破するまで邪魔しない。私が、私を。
脳が喜んでいるのを感じる。
ありがとう、私の脳。沢山頑張りました。
ずいぶん工夫して、頑張ってきたほうではないか?
取り出して、撫でさすりたい気分だ。
こうやって文章を書いたり、そのほかにも、没頭して行えそうなことは、たくさん行っていこう。
能力の五角形が、歪な形を成している。
歪な五角形の角を、トンカチで叩いて引っ込めようとせず、撫でさすって、頬擦りをして、それでも出来る仕事を、そのうち探そう。
没頭しよう。