【隠れADHD】要領が悪い人にイライラした時の対処法
ADHDのような特性を持った隠れADHDは、要領が悪い人やマイペースな人、指示待ち人間にイライラしやすい傾向があります。
それは隠れADHDの「頭の回転が速い」「行動派」という特性の他に「機転が利く」という特性(特技)を持っているからなの。
人が感情的になるポイントは人それぞれですが、イライラした感情の裏には自分の“長所”や“特技”が隠れています。
イライラした時にこそ、自分の強みを見つけるチャンス!!
今回は「隠れADHD」のイライラ対処法をお伝えするとともに、特性の活かし方についてもお伝えしていきます。
こんな人にイライラしませんか・・??
・自分の頭で考えない人、頭が弱い人
・何度言っても同じことや同じ失敗を繰り返す人
・無駄な動きが多い人
・人とズレた行動をとる人
・トロい人、マイペースな人 etc
あなたはこんな人に、イライラしたことはありませんか?
私はせっかちなせいか、上記のような人と実際に接したり、同じ空間で仕事をするとイライラしやすい傾向があります。
ただその理由は明白で、自分自身が「頭を使うことが得意」で「フットワークが軽い」ぶん、それとは逆の「頭を使うことが苦手」で「マイペース」な人に対して嫌悪感を抱きやすいからなんですよね。
人って「なんでこんなに簡単なことができないの?!(自分だったらできるのに・・)」と思った時に、嫌悪感を抱いたり、イライラしたりするもの。
隠れADHDであれば、より上記のような人に対して苛立ちやすい傾向があるのです。
世話好きタイプ=指導者向き?!
「頭を使わない人」「(注意しているのに)同じことを何度も繰り返す人」「(周りを気にせず)マイペースな人」に対してイライラした時の対策があります。
それは【自分が指導者になる】というもの。
頭の回転が速い“ADHD気質”の人は短時間のうちに複数の情報を脳内で処理しているため、一つ行動するにしても、その行動には何かしらの根拠があり、行動する理由も明確。
・何をもって~したのか
・○○すると、どんな効果があるのか
・○○と△△だったら○○の方がいい、なぜなら・・
といったことを常に考えながら行動しています。
これは「根拠を持って行動しているし、その行動をすることにどんな意味があるのかを理解している」ということでもあるので、別の見方をすれば、その思考法自体が強みでもあるため「人に教える」という形で活かすことができます。
特に世話好きな隠れADHDは「人に教える」という特技を活かさない手はありません。
嫌悪感を抱きやすい人が相手だと感情的になりやすいこともあるかと思いますが、時には厳しい指導も必要です。
「誰かが言いづらいことは自分が代わりに伝えてあげよう!」
という気持ちで、ありのままの自分で向き合ってOK。
誰かが行動するまで黙って見ていてもイライラするだけです。
自分自身のストレス回避のためにも、指導者になることはオススメです^^
どうしてもイライラを抑えられなかった時は・・
それでも相手に強く当たってしまったり、自分の感情が抑えきれない時ってありますよね。
自分が指導役に回っても、上手く対処できないこともあります。
そんな時は、遠慮なく周りの人を頼りましょう。
これは本当に不思議ですが、自分にとってその人がめちゃくちゃイライラする相手だったとしても、誰かにとっては全くイライラしなかったり、むしろ「心地良い」「この人がいると安心する」という相手だったりします。
人間は十人十色で、それぞれ違った特性や相性を持っているため、自分と違った特性や相性の人を頼ることで簡単に問題が解決することがあります。
人間関係で何かが上手くいかなかったときは、人を頼ってみるのも方法の一つです。
ちなみに私だったら、
「○○さんが~をしているのですが、私からだと(△△について)上手く伝えられないのでお願いしても良いですか?」
「○○さんが~している件、私は~だと思います。それについては~のように対処した方が良いと思うのですが、いかがでしょうか?」
といったように、直接上司や先輩に伝えて、自分が直接介入しないような手段を選ぶこともあります。
これには理由があって、一つは「感情的に相手に当たらないため」でもありますが、もう一つは「相手の問題点や自分の思いを上司や先輩に理解してもらうため」でもあります。
隠れADHDは、コミュニケーション能力が高くひらめき力も持っているため、情報提供をしながら改善策も合わせて提案することができます。
何をすれば良いのかが明確なので、人にお願いしても意見が受け入れられることが多いのです。
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