SFラブストーリー【海色の未来】8章(前編・上)
過去にある
わたしの未来がはじまる──
穏やかに癒されるSFラブストーリー
☆テキストは動画シナリオの書き起こしです。
動画再生で、BGMつきでお読みいただくこともできます。
(Youtubeの方が内容先行しておりますので、再生を続けてnote数話分を先読みすることも可能です。)
数日後──
午前中の家事を終えたわたしは、客間で海翔くんの作曲を手伝っていた。
「ここの小節から、ピンとこないんだよな」
海翔くんがギターを弾いていた手を止め、修正だらけの楽譜を見