ワードバスケット
しりとりあそびを文字カードで……
楽しめるカードゲーム,「ワードバスケット」を見つけました
ルール
各自5枚ずつ配ります
残りの札は,中央に置きます(場札)
場札に置かれたカード1枚を表に向けます
これで準備完了です
場札の書かれている文字で始まり,手札の文字で終わる単語を言いながら,手札を中央に出します
手持ちの札が早く無くなったら,勝ちです
カードは,私が作ったこちらを!
ルールの実際
☆場札が「は」で,手札が「く」,「た」,「ま」,「あ」の場合
「はかま」と言って「ま」のカードを出します
これで,OKです
濁点や半濁点をつけるのは自由です
「ばいく」と言って,「く」のカードを出すこともできます
「ぱあそなるこんぴゅうたあ」などの最後の文字が長音の場合は,直前の文字の母音字を引っ張ったものと見なします
だから,この場合は,「あ」となります。表記揺れを用いると「た」を出すことも可能です
特殊音節の場合
言葉の最後が拗音で,「ゃ」「ゅ」「ょ」の文字で終わる場合は,元の文字「や」・「ゆ」・「よ」のカードを使います
使う言葉は3文字以上が基本のルールのようです
しかし,低学年の場合は,「はし」と言って「し」のカードを出すことも認めてあげるとよいでしょう
中・高学年では,三文字以上の言葉の方がおもしろいでしょう
簡単にいうと,しりとり!
つまり,先述した「はかま」と言って,「ま」を出した人の次は,「ま」から始まり,自分の持ち札の文字が言葉の最後になるように,置いていくのです
簡単にいうと,しりとりです
あがりのルール
最後の手札を使う「あがり」の時に限り,
4文字以上の言葉を使わなければならない
というルールがあります
これも,クラスの実態に合わせて,緩めると良いでしょう
特殊カードを作ると,さらにおもしろい?
本家のルールには,
「あ行」,「か行」などの「行ワイルドカード」
「5文字の単語」,「6文字の単語」,「7文字以上の単語」などの特殊カードもあるようです
場合によっては追加してみるのもおもしろいかも知れません もちろん,しりとりですから,「ん」で終わってはいけません
順番は,ない!
プレイの順番は無く,誰でも思いついた順にカードを出すことができます
ほぼ同時に行動が行われた場合は,真ん中に,先にカードが置かれた方が優先されます
バスケットや空き箱など,カードを入れるケースがあると,こういったトラブルも防ぐことができるでしょう
リセット
また,なかなか手持ちのカードで思いつかない場合は,リセットと言って, 場の札と手持ちの全札プラス一枚と交換することもできます
リーチ
手札が残り1枚となったらUNOのように,「リーチ」を宣言します
その状態で最後の札を使ったら,その子どもの勝利です
まさに「楽習」ゲーム
このワードバスケットは,語を増やして,
語彙を豊富にする「楽習」ゲームです
学校で行う場合は,教科書や辞書を使うことを許したり,
学習した範囲からことばを出させたりすることも可能です