学習者の学力が伸びず、悩んでいる先生へ【日本語教師/日本語教育】
真面目な先生ほど、学習者の上達度合いに一喜一憂します。なかなか点数が上がらない、あれこれやっても覚えてくれない、熱意が伝わらない…。悩みに悩んで、最適解を見つけて、次に進む。大切なことです。
しかし、真面目さは、時として、自分に突き刺さり、苦しむことになる場合があります。ストレスとなって、自分自身を圧迫してしまうこともあるでしょう。ときには負の感情となって、学習者に厳しく当たってしまうこともあるでしょう。そんなときは、
◇教えよう、指導しよう、覚えてもらおう、という前のめりの姿勢から力を抜いてみてください。
◇一歩下がって、学習者の思い、声に耳を澄ませてみてください。
◇学力や点数ではなく、学習者の「良さ」を探し、気づいてあげてください。
学習者は、あなたのような真面目な先生と一緒にいられることに、喜びを感じています。そしてあなたは、そんな学習者を喜ばせることができています。あなたの存在によって、学習者の見えない部分が、おおいに上達しているんです。
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