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(詩)ジレンマの夜更けは過ぎて

ジレンマの夜更けは過ぎて

月は微睡み 陽は大あくび

誰も彼もが目をこすりながら

ジレンマの朝を生きている

目をこすりながら 大事なことを見逃して

瞳のまわりに 深い影を落として

ジレンマの夜に挨拶をする

陽は床に就き 月は舟をこぎ

おやすみと言える日は

くるのだろうか

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