横浜中華街 ランチ 19 翠香園 鳳林 ホフブロウ
前回、その18 では揚州飯店、三和楼、幸せのパンケーキさんをご紹介しました。今回は翠香園、鳳林、ホフブロウさんをご紹介します。
町中華のラーメンやチャーハン、餃子などは食べなれていますが、本格的な中国料理となると種類も多く何を頼んでいいのかよく分かりませんよね。そこで登場するのがランチ。
中華街はお店が日替わりでシニアにもピッタリな本格的中国料理が多彩。
土日とは違い平日の中華街は違った風景、気軽にお得な中華を楽しみます。
翠香園
朝陽門から中華街大通りを少し歩くと市場通りの門が左手に見えてきます。
こちらを入って右手七件目くらいに正方形の特徴的な赤の看板。
金枠で囲まれた翠香園の大きな文字。こちらは広東料理のお店ですが歴史は古く、関東大震災前から市場通りでお店を始められているそうです。
中華菓子も人気で月餅や人気のココナッツカスタードパイ他多くの種類が店頭に並んでいます。ウインドウに一緒に並んでいる肉まんもおいしそう。
看板に元祖中国銘菓とあるだけに、昼ですでに売り切れのお菓子もあり人気の高さがうかがえます。
店内は広々として装飾もシンプル、全体的に重厚感があり落ちつけそう。
四人掛けのテーブルもかなりゆったりしています。
円卓の個室もあり老舗の風格と高級感が感じられます。
したがってサービスランチという感じのお店ではありません。
インスタ映えを狙った派手さもありません。
でも、大丈夫なんです。ランチ、それもとってもお得なランチがあります。ランチは1択でお店に行かないと分からないのが、このお店の楽しみ。
店頭の看板右上に控えめにランチの案内があります、本日はカニ肉と玉子の炒め。ライス、ザーサイ、スープ、杏仁豆腐付きで880円、翠香園さんとしては格安です。躊躇なくですが、控えめな声で「ランチをお願いします」と、これまた控えめなお姉さまに注文。
玉子料理は調理法がシンプルなだけにお店によって味の違いがよく分かる料理です。玉子の炒め方によるふわふわ感、具材とのバランス(具の種類と入っている量)油の質と量、塩加減、シェフ次第です。
スープもたっぷりなのがうれしい。
デザートの杏仁豆腐ですがご覧の通りランチのサービスとは思えないクオリティ、彩も鮮やかですね。杏仁豆腐は寒天タイプ、口当たりがしっかりしているのでフルーツとの相性が抜群で満足度120%。さすが中華菓子の老舗、ランチと言えども手抜きは出来ないという気迫が伝わってきます。
鳳林
朝陽門から南門シルクロードへ入り少し歩くと関帝廟通り入口です。
こちらに入ってすぐ右手、占いのお店の隣に大きく鳳林と赤字に金色で書かれた文字の看板が見えてきます。正面左のウインドウとサービスランチの看板に挟まれた入口を入ればオーナーシェフの店「鳳林」。
アットホームな雰囲気で店員さんも親切なのがいいですね。
ランチの定食セットメニューはいつも5種類ですが、内容が変わります。
今週はこちら
A.鶏肉のカレー味の炒め
B.玉子とキクラゲの炒め
C.厚揚げと豚肉の四川風煮込み
D.鶏肉のからあげ
E.小エビのチリソース煮
全て おしんこ、ライス、スープ、デザート付きで880円、
Eのチリソースは、ほぼ固定メニューで990円となっています。
こちらは知る人ぞ知る「裏メニューの小でも大盛りのカツカレー」が人気なんですが、残すとペナルティー気分なのでオジサンは断念。
私は、おとなしく定食を注文、カレーモードに入ってしまったので定食Aの鶏肉のカレー味でいきます。待つこと5分くらいでお隣さん、お向かいさんにも大盛りのカツカレーが運ばれてくるではありませんか。
カツも分厚くて美味しそう、ライスの量が多くて、やはり私には完食は無理そうです。さすがに、他人ですから写真は撮れませんでした。。
が、ガン見してしまいましたが(笑)
そしてお待ちかね、私の定食が運ばれてきました。カレーの香りと色合いが食欲をそそります。Aにしてよかった!と心の中で呟きながら鶏肉を一口。うまい、辛くないぞ、味が複雑だ、カレーが前面に出ないお肉の味を引き立てる味付けになっていてシェフのこだわりが伝わってきます。
玉ねぎ、ピーマン、長ネギ、ジャガイモ、フクロタケとの組み合わせも素材の味をカレー風味で引き立たせる絶妙な塩加減で美味しくいただけました。スープが中華街で初体験のわかめと豆腐という組み合わせ、カレー味に豆腐がフィットしていい感じです。
デザートもサッパリゼリータイプ、お腹もいっぱい、今日も満足なランチに感謝です。接客も感じがよくて、満足×2のお店でした。
ザ・ホフブロウ
潮風に吹かれて山下公園から県民ホール裏の水町通りに入ると黄色の看板が目印のホフブロウがあります。みなとみらい線日本大通り駅からは徒歩5分くらい、このあたりは港町横浜を感じることができる場所。
港ヨコハマの老舗ビアレストラン、開業は1947年で海岸通りから1980年に現在の場所へ移転。入口のステンドグラスも横浜らしさを醸し出しています。夜も素敵な雰囲気です。
ランチタイムはさすがに混んでますが、さほど気になりません。
時間がゆったりと流れているのがこのあたりの良いところなんですね。
異国情緒漂うマリンな雰囲気。店内は左側がテーブル席、右側が重厚なバーカウンター。おひとりさまは、このバーカウンターでお食事ができます。
ビアサーバー前を確保。ところが、これが失敗。
当然昼から飲む方もいらっしゃるわけで目の前で美味しそうなドイツビール、「ホフブロイ」が注がれていく姿を見つめる羽目に。
ランチメニューも豊富で特製ハンブルグステーキ、ハラミステーキ、エビフライ付きのハンバーグコンボ、カツカレーにポークステーキ、毎週替わるデイリーサービスランチもあります。
本日のサービスランチは、特製トマトチーズ ブルスト ハンブルグ 1,100円が1,000円のサービス価格となります。
ランチにはミニサラダとミニスープも付いてます。
ランチのハンバーグもいいのですが、ここ数日、和食が多くチーズに飢えているので人気のスパピザを注文。なんじゃそりゃ?とお思いの方も多いと思いますが、読んで字のごとくスパゲッティピザです。
ありそうでないこのスパピザ、スパゲティのチーズ乗せ焼き、スパゲティのピザ風焼きとも言えます。
鉄板に乗った熱々のスパピザが運ばれてきました。
トマトソースのパスタの上にチーズがたっぷり、鉄板に溢れたチーズはパリパリに。大きなエビにベーコン、ピーマン、タマネギとピザとパスタを同時に食べてる感が何とも満足感を得られるスパピザです。
味付けは薄めに仕上げているのでタップリチーズもしつこくなく最後までペロッといけちゃいます。
本日のスープはジャガイモなんですが、飲みなれたポタージュとは違いツブツブ感が残っているボリューミーなスープ。これがチーズにも合うんです。
美味しくておしゃれなお店がさらりとあるところが港ヨコハマ。
☆☆☆ 詳しくはブログ ⇩⇩ をご覧いただければ幸いです。
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