初スタバの思い出 香ばしさとともに
主夫の薄衣です。
今回は中年薄衣の思い出話。
疲れた頃にお立ち寄りいただき、
どうぞ鼻で笑ってお帰りください。
突然ですが、
薄衣は日本の歴史が好きです。
神社仏閣は、
そこでただボォ~ッとしているだけで、
心が安らぎます。
日本全国、仕事でもプライベートでも、
行った先ではどこかへ立ち寄る習性があります。
なので奈良や京都には、
私チョイチョイ出没していました。
今でこそ、6歳の怪獣中心の生活なので
かなりご無沙汰していますが、
若い頃からずいぶんと行きました。
また突然ですが、
薄衣はスタバも好きです。
雰囲気と味。私には合うようです。
日本ではもちろん、
以前は海外でも入り浸ってました。
海外から帰って、
友人から「どこ行ったん?」とか聞かれると
決まって
スタバとマック
と答えていました。
「お前何しに行ったんだ」とよく言われますが、海外のスタバで地元の皆さんを眺めているのが好きだったんです。
なんか、
「遠くに来たなぁ~」
と思える場所でした。
そんなわけで今回の舞台は近鉄奈良駅と、
そこにかつてあったスタバ。
歴史とスタバ。
私にとっては格別のコラボです。
スタバで 蓋!?
ネットによれば、
近鉄奈良駅にスタバがあったのは
2009年まで。
もう15年前になるのですね。
トシを取ると時間軸がぼやけます。
ここは、私が行った初めてのスタバ。
今日はその時のお話しです。
メニューも、オーダーの仕方も分からず、
オロオロしながら
なんとか頼んだコーヒーが手元に来て
ホッとしたのも束の間、
薄衣は固まりました。
コップに蓋ついてる!
さて・・・
見ると、チョットだけ穴が空いている。
これは、もしかしたら飲み口なのでは!?
・・・・・・・・・・・・
考えますが、答えが出ません。
そこで、周りをさりげな~く見渡します。
そういうときに限って、
HOTを飲んでいる人がいません。
いてもチョット遠い・・・
蓋を開けるべきか、
そのままこの小さな穴から飲むべきか・・・
意を決して、そのまま飲んでみます。
熱っ~!
唇、チョット火傷します。
思わず声も出て、かなり不細工です。
飲んでみたものの、
未だ正解が分かりません。
リトライをしようにも、まだ絶対熱いし。
唇がテロテロになっています。
再度意を決して、
なるべく自然に蓋を開けます。
どうせ誰も見ていないのですが、
内心とは真逆の落ち着いた表情を作り、
ゆったりとした動作を心がけ、
紙コップの蓋を開けました。
で、普通に飲みました。
そして落ち着くこともできず、
薄衣はその場を早々に立ち去ったのでした。
いつもながら、
無駄な気苦労の多い男です。
これが、今から20年くらい? 前のこと。
皆さんは出始めの頃のスタバ、
スッと利用できましたか?
薄衣はカチコチでした。
その後、奈良公園を散策するため
エスカレーターに乗った時・・・
失礼こかれてしまいました
近鉄奈良駅。
あそこのエスカレーター
長いんです。今は知りませんが。
薄衣がここに辿り着いたのは、
もう日も暮れてしばらくたってから。
帰宅ラッシュも落ち着いた後だったか、
エスカレーターには、
すぐ前に髪の長い女性がおひとりのみ。
その時
ぶび~っ
プスーとか、プッとか
そんなかわいいもんじゃありません!
結構な排出量と音!
地球温暖化が心配になるほどです。
私思わず
「えっ!?」
声がでました。
というか、そらぁ出ます❗️
私、“おしりたんていさん”にこかれた後の
ブラウンの顔になってましたし。
(ご存じない方はすいません。
アニメおしりたんていをご覧ください。)
するとその女性、
くるっとこちらに振り返り
「いやっ!」
と一言を残し、猛ダッシュ!
いやいやいやいや~!
それ薄衣のセリフ~。
その日の興福寺。
五重の塔越しに見た月は
いつもより黄色く見えたのでした。
皆さんは
初めてのことに不意に直面したときって
どうでしょう?
薄衣クラスの小心者は、
かなりの挙動不審になりがちです。
誰も私のことなんか見ていないのに、
有りもしない視線が気になります。
息子のこと、
とても偉そうには言えません。
息子の自意識についてはこちら。
完全な独り相撲。
その間球数だけがどんどん増えていく。
野球に例えるとそんな感じです。
しかし、凄い
屁
でした。
今回のタイトル画像はよよぴさんからお借りしました。
あの蓋の飲み口・・・いい思い出です。
今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。