「続けられない人」が「続けられる人」になるための6つの条件
継続は力なり!
子どもの頃によく言われた言葉です。そして「続けること」は人生において、とても重要なことだと教えられてきました。
ただ「続けるためにはどうすればいいか?」は教わってきてないなあと最近気づきました。学校でも教わってきてないような…?
そこで今回は、「続ける」について自分なりに考察してみました。
世の中には、続けることが得意な人がいれば、そうでない人もいます。また同じ人でも、続ける対象によって続けられる事があれば続けられない事もあります。
では、その差はいったい何でしょうか?
現時点での僕なりの考察では、つぎの6つの条件の精度が影響しているという結論にいたりました。
その6つとは、①目的②ビジョン③目標④能力⑤痛み⑥環境です。
ではそれぞれ詳しくみていきましょう。
条件①:目的が明確であるか
目的とは「~のためにやるか?」です。目的が大切なことは、僕が言うまでもないと思います。
例えば、ダイエットのためにジムに通うことを続ける場合、目的は何でしょうか?
1つはダイエットかもしれないですが、おそらくもう1つ上位にある本質的な目的があると思います。
それは「健康でいたい」ということかもしれないですし、「将来のパートナーを見つけて幸せになること」かもしれません。
いずれにしても、本質的な目的を明確にしておく必要があるでしょう。
条件②:ビジョンをありありと描けているか
ビジョンとは、「目的を達成したとき姿、ありたい姿」です。
ジム通いの例であれば、ダイエットに成功して、将来のパートナーと一緒に幸せな日々を過ごしている姿ですね。
いつ・どこで・だれと・どんな風に過ごしているか、具体的にイメージしておくことをおすすめします。
条件③:目標を設定しているか
仕事も締切りがあるとがんばれるように、時間的な期限や量的な期限があるとがんばれるように思います。
いつまでに・どのくらいという短期的な目標設定を細かくやっているときほど、続くケースが多いように感じます。
ここでは短期的というのが1つのポイントです。短く区切ることで、早い段階で検証・改善の機会をえることができます。
条件④:自分の能力にマッチしているか
自分の能力よりも大幅に上回るようなことは、いくら続けようと思っても続かないのではないでしょうか。
一方で、自分の能力以内では小さ過ぎます。むしろ、簡単に続けられてつまらないと思います。
自分の能力を少し上回るレベルで設定することがベストで、それが自身の成長にも繋がると思うのです。
条件⑤:実現しなかったときの痛みが明確か
僕ら人間は、痛みを避けて快楽を得るようにできている動物といわれています。なので、ある意味、続けられずに目的が達成できなかったときの痛みを明確にすることで、そこを避けようとのモチベーションが湧いてくるものです。
僕もよくやりますが、痛みを徹底的に書き出してみることは、短期的なモチベーションにもなり効果的です。
条件⑥:続けられる環境を整えているか
これがもしかしたら1番大事なのかもしれませんね。
大前研一さんも「自分を変革する方法」として、「時間配分を変えること。住む場所を変えること。そして付き合う人を変えること。」を挙げています。
住む場所、まさしく環境ですよね。
例のダイエットの場合でも、毎日夕飯に大量の炭水化物とスイーツを用意されていたら、痩せようがありませんよね。この場合は、ダイエットしているということを、パートナーと共有し、協力してもらえる環境をつくることが先決となります。
あと付き合う人もです。続けることにおいても、仲間と取り組んだ方が継続する可能性は高いですよね。
お互いの牽制にもなりますし、モチベーションにも繋がります。1人よりも2人、2人よりも3人ですね!
このように、どうしても僕らは環境に依存しがちになりますので、そこをうまく活用して、続けられる環境に身を置くように工夫していきましょう。
まとめ
それでは、まとめます!
「続けられない人」が「続けられる人」になるための6つの条件
条件①:目的が明確であるか
条件②:ビジョンをありありと描けているか
条件③:目標を設定しているか
条件④:自分の能力にマッチしているか
条件⑤:実現しなかったときの痛みが明確か
条件⑥:続けられる環境を整えているか
➡6つの条件の精度をあげていくことが大切なのではないだろうか
これはあくまでも現時点における僕なりの考察になります。
僕自身は決して、続けることが得意な方ではありません。むしろ飽きっぽいほうです。だからこそ、続けるための方法を探っているかもしれません。
この記事が僕と同じように、「続けられる人になりたいなあ」と思う方の参考に1つでもなれば幸いです。
また更新しますね!
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