『自分の意見で生きていこう』ちきりん
「生きづらさ」を抱える原因って
なんだろう?
世の中は、どんどん便利になっているのに...
仕事を選ぶ選択肢は、増えているはずなのに…
経済的困窮者でもなく
病気や障害に悩んでいる訳でない人でも
生きづらさを抱える人が増えている
まさに今は、生きづらさブーム...
なぜだろう❓
◆
江戸時代は
自分の就く職種なんて、選べやしなかった。
農民に生まれたら、農民。
武士に生まれたら、武士。
「僕は将来、〇〇の仕事に就きたい」
なんて、言える時代ではなかった。
でも、現代は違う。
勉強して、情報を集めて、
キーパーソンとコネクションをとって、
自分の努力次第、成果次第で、
希望の職種を目指すことができる。
成れるかどうかは別として、
目指すことが出来るのが現代。
昔は、目指すことすら許されなかった。
そんな現代の私たちは、
生き方の選択肢は、増えたはず・・・
・・・
なのに、
「生きづらさ」を抱える人が増えている...
なぜだろう……
◆
ちきりんは、
本書でいろいろと語ってくれます。
生きづらさを抱く要因
ぎゅっとまとめて一言でいうと、
「誰かが勝手に決めた正解のせいだ」。
◆
本来、生き方には、
正解なんてないはず。
人の数だけ、生き方があって良い。
人の数だけ、正解があって良い。
だけど、なにとはなしに
全体的な同調圧力に、私たちは悩まされる。
・学校へ行くべき
・結婚はすべき
・同性愛はどうなの?
などなど、挙げたら切りがない。
なんとなく全体にただよう
「正解とされる生き方」を押しつけられる
この同調圧力が、生きづらさの源
そう、ちきりんは語ってくれる。
◆
生き方に、
答え合わせなんて、いらない。
自分で決めた生き方が、正解だ
と。
だからね、
自分の中の正解を、
しっかりしっかり考えよう。
自分の意見をしっかり持とう。
📚『自分の意見で生きていこう』
って、そう訴えてくれる本です(^^♪
◆
誰かに認められる必要は、
本当にあるのか...
私たちは、しばしば
承認欲求に悩まされる……
人の反応や評価が気になって仕方がない。
時には、
無意識に自分の心が、
承認を求めることに支配されている
なんてことだって、珍しくないよね。
これは、どうしたら良いのだろう。
しばらく悩んでいたけれど、
ちきりんが、驚く答えを提示してくれた。
「なるほど!」と思った。
◆
ちきりんが言うには、
人の承認を求めてしまうのは、
「しっかり考えていないだけ」。
自分の意見を持てば良い。
考えて、考えて、考え尽くせば良い。
自分の意見に自信を持てるほど、
他人の評価など気にならなくなるまで
考え尽くすことが大切だって教えてくれた。
な、な、なるほど~。
◆
でもさ、
その考えることが大変なんですけど~
そもそも、どうやって考えたらいいか分からない~
なんて、思われた方、
大丈夫です(^^♪
本書では、
「正解のない問題」に対して
どのように考えたら良いか
ということまで教えてくれています。
さらには、
全6章のあとに、
考えるための「練習問題」まで用意してくれています。
ちきりんなら、どのように考えをめぐらすか、
対話しているような気分で読める一冊!
どうぞ、おすすめでーす(#^^#)
・ ・ ・ ・
(おまけ)
他にも本書では、
次のようなことが学べます(#^^#)
📚「正解のある問題」と「正解のない問題」を区別しよう
→「調べる」と「考える」が違う。
→「正解と誤答」か「誰々の意見、人の数だけ意見がある」
📚「意見」と「反応」の違いは?
→立ち位置を明らかにすること
📚SNS時代に自分のキャラを創造する
→学歴や資格じゃないよね
→人格、人柄。自分の内面情報を提示しよう。
→コメント欄に書き込まないで、自分のホームベースで発信しよう
📚ファンはキャラクターにつくんだよ。
📚リーダーシップの最初の一歩は?
→そう、自分の意見を持つことだ!
📚自分で選んだ人生を歩もう
・・・
ちなみに☝本書は、
ちきりんの4部作の最終号!
下に1~3部までのリンクも貼っておきま~す(#^^#)
ではまた~
第一部
第二部
第三部