熟考の末にようやく買い替えた「匠ブランジェトースター」
オーブントースターの焼き加減がイマイチになってきたので、買い替えを検討しているという記事を書いたのが去年の3月…。
「バルミューダ派？アラジン派？どっちがいいか決め手を教えてください！！」なんて皆さんに聞いたにもかかわらず、そこから悩みに悩んであっという間に数か月経過…。我ながら、優柔不断にもほどがあります。
完全に故障したなら即決だったと思いますが、そうじゃないと「まだ使えるしなぁ」でなんとなく先延ばしにしてしまい…。
もちろんバルミューダもアラジンも候補に入れつつ、パナソニック、シャープ、ZOJIRUSHI、BRUNO、サタプラの「ひたすら試してランキング」で一位だったKOIZUMI、そして最終的に購入を決めたTWINBIRDの「匠ブランジェトースター」。候補はこんなところでした。何気に多すぎですよね(笑)。もっと絞れ！
どれもお値段的にはそれなりにするので各機種の機能を念入りに比較検討して、実際に量販店に見に行ってサイズ感を確認したり、ダイヤル設定などの使い心地を試してみたり。ネットの口コミも参考にしたり…。
パンを焼く以外の、オートメニュー付きか否かも迷うポイントだったりしました。料理にも使えたら便利だし、フライ温めとかはよく使うし…。うーむ。
このままでは、決めかねて年越し…！？それはあまりにも情けないでしょ、私…。最終的には、
「なんのためにトースターを買い替えたいのか？それは美味しいパンを食べたいから！」
というシンプルな初心に立ち返り、美味しくパンが焼けるということを一番全面に押し出していた「匠ブランジェトースター」を購入することに決めました。まさに、ド年末に…。
よくよく考えたら、すぐにお正月なのでパンよりも“お餅“を先に焼くことになってしまったわけなんですが(笑)。″お餅″もキレイに美味しく焼けました。
パンのモードはトースト、アレンジトースト、カレーパン、クロワッサン、フランスパン。それぞれ常温と冷凍モードが使い分けられます。焼き時間などは「匠」にお任せ。「それは、匠が見守るトースター」とパンフレットに書いてあった、まさにそんな雰囲気です。
それ以外はマニュアルで、温度と時間を設定するという感じです。たとえば“お餅“は260度で3分～5分…といった感じです。
「今どきオートメニューモードがついてないなんて…」という「匠ブランジェトースター」へのネットの口コミが気になりましたが、そこは″実験″のつもりでいろいろ試行錯誤してみようと思っています。
横幅と高さは約25cmなのでコンパクト。奥行きが37cm。ちなみに今回は、Pascoの山型の「超熟」を焼いています。一枚でも山型パンは横置きです。二枚並べると、こんな感じです。かなりきっちりですね。ピザを焼くなら小さめになってしまうでしょうね。
トーストは「薄い」「普通」「濃い」、三段階の焼き加減が選べます。一番焼き目が濃いのを選択すると、こんな感じです。私はこれくらいしっかり焼けているのが好みです。
特に前のトースターとの違いは、裏側までもしっかり焼けていることです。上下のヒーターがしっかり仕事している感じがします。
食べるとサクッという音が心地よく、中はもっちり。同じパンでも、これまで食べてきたのとはまるで違うパンのようです。
焼き時間の目安は、一枚なら常温で2分15秒～3分。二枚なら常温で2分15秒～3分15秒。私としては、十分満足な時間です。
クロワッサンは温めた後も焦げ目がつくこともなく、見た目はそのまま。食べると、これまた皮がパリパリで中はフワフワ。クロワッサン好きとしては、これは大満足な仕上がりです。
トーストもクロワッサンも、焼き始めるとすぐにパンの焼けるいい匂いが辺りに立ち込めました！！共同開発の「TOMONI PAIN(トモニパン)」のオーナーシェフ・浅井一浩氏が、焼きたてのパン屋さんの匂いにこだわっただけありますね。朝からほっこり匂いに癒やされます。
取説と一緒に入っていた「GUIDE BOOK」。マニュアルで作れる料理の例でも書かれているのかと思ったら、「匠」＝浅井氏との出会いから共同開発の経緯など、あくまでもこの商品にどれだけの想いを込めたかが書かれていました。
「トーストへのバターの塗り方」、「カレーパンの上下」、「フランスパンのスライスに関して」など。パンへの愛情が感じられる小冊子でした。
散々悩んだ挙げ句の果てに購入を決めた「匠ブランジェトースター」。まだ使用してわずか数日ですが、今のところ大満足です。温めに6分かかるそうですが、カレーパンで使ってみるのが今は楽しみです♡
我ながら、こんなに長い間悩んでアホだなぁ〜と思いますが(笑)、これからその分うんと使いまくっていこうと思っています。