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自己紹介は言い慣れてはいけない《販売力向上講座note》

*こちらは無料記事です
こんにちは。接客販売トレーニング&コンサルティング事務所 kocori(ここり)代表の坂本りゅういちです。今回の記事はこんな内容です ↓


■自己紹介に慣れてしまうと…

試しに自己紹介を呟いてみよう

すごく細かいことを言います。ただものすごく大事なことです。

試しに今、自分がお客様に電話口で「○○社の○○です」と自己紹介をするときのことを思い出して呟いてみてください。
(電車の中で恥ずかしければ一人の時で大丈夫ですよ)

できましたか?

”そういう前提でいること”

このワーク、おそらく多くの人の自己紹介がきちんと聞き取れません。
それは”言い慣れてしまっているから”です。

お店などにどこかの会社から電話がかかってきた時に、相手の会社名や名前が全然聞き取れないことってありませんか?

あれは自己紹介を言い慣れてしまっていることで、会社名や名前が早口になったり小声になってしまうのが原因です。
普段あまりにも言い過ぎて慣れてしまうので、無意識のうちに適当な言い方をしてしまうんですね。

言うまでもなく、本人の自覚はありません。

電話だけでなく、対面で話している時も同じです。
「○○のブランドを担当しております○○です。」と言う時にはほとんど相手は聞き取れていません。

本当に聞き取れていないかどうかが大事なのではなく、”そういう前提でいる”ことが大事なのです。

ですからきちんと意識して、相手に伝わるように言う必要があります。
そうでなければ相手は誰と話しているのかもよくわからないまま話が進んでしまいますから。
その結果、自分のことを覚えてもらうことが難しくなります。

「相手はわかるだろう」という感覚ではダメです。
「相手は自分のことを知らない」「誰だかわかっていない」という感覚で、正確にはっきりと伝えることが自己紹介には求められます。

これからお客様に自己紹介をしたり電話をかけたりする時には、きちんと自分の所属と名前を意識して伝えましょう。

それだけで最初の不信感は無くなります。

今日の話はどの業界でも、ものすごいあるあるです。

自分が言っているつもりでも相手には伝わっていないんですよね。
それをわからないまま自己紹介をしている人は沢山います。

自分だけでなく、自店のスタッフがどんな自己紹介をしているのかチェックしてみることも必要です。

もし客観的に見て(聞いて)、「何と言っているか分かりにくいな」と感じたらぜひともお互いに確認し合えるようにしておきましょう。


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