動くスピードが変わるだけでお客様の反応が変わる話《販売力向上講座note》
*こちらは無料記事です
こんにちは。接客販売トレーニング&コンサルティング事務所 kocori(ここり)代表の坂本りゅういちです。今回の記事はこんな内容です ↓
■『活気』はスピードから
僕は歩くスピードがかなり速いです。(と、よく言われます)
誰かと一緒に歩くときはできる限りペースは合わせますが、一人だと周りの人をグングン追い抜いていってしまいます。
コレは店頭でも同じです。
僕は店頭で動くときに、必ず他の人より動くスピードを速くすることを意識しています。
店内を歩くとき、商品を取りに行くときなども常に動きが速いんです。
なぜかと言うと、動きで『活気』を表現しているから。
イメージしてみてほしいのですが、同じ作業をしていてものんびり動いている販売員が多い店と、皆なぜかテキパキ動いている店とだったらどっちが売れている店に
見えると思いますか?
確実に後者なんですね。
動きが速いということは、それだけのスピードで仕事をしないといけない理由があるということ。忙しい店だということ。
そんな風に勝手にお客様が解釈してくれるわけです。もちろん頭で理解をしてくれるというよりも感覚的な話です。
そして面白いことにお客様は、売れてなさそうな店に興味を示しはしません。
やっぱり売れていそうな店、他の人も興味を持っていそうな店に惹かれます。『活気』のある店とない店があってどちらに入りたくなるかもこんな理由からです。
だから僕はあえてスピードを上げるんです。
走ると危ないのでそこまでではありませんが、表現としてはまさに”キビキビ”というイメージ。
お客様は同じ接客をしてもらうなら、できるだけプロっぽい販売員に接客してもらいたいはずです。
そこで明らかに動いているスピードが違う販売員、『活気』が違う販売員がいたらやっぱり活気のある販売員を選びたいわけですね。
ただ動くスピードを上げるだけのものすごくシンプルな行動なのですが、それがお客様から見るとすごく重要なことだったりします。
もちろん疲れた顔や、ただただ忙しそうな顔ではいけません。
それでは本当に忙しくて他のことをやっている暇が無さそうに見えます。
そうではなくて、常に余裕を持った表情で(できれば若干の笑顔で)颯爽と動き続けてみてください。
必ず、声をかけたお客様や声をかけてくるお客様の反応が変わりますから。