リラックスだけでは「脳の休息」にはならない
「火」
火が燃えるとき
薪木のあいだには空間がある
呼吸する空間がある
すてきなことも
火を焚く木々も
あまりにぎっしり詰めたなら
炎は消えてしまうだろう
ちょうどバケツで
水をかけたみたいに
ジュディ・ブラウン
組織であろうと個人であろうと、それが成長していくためには努力や頑張りだけではダメである。
薪木を燃やし続けるためには、薪木の間の「空間」が欠かせない。
それこそが「休息」である。
そして、ビジネスにはビジネスの方法論があるように「休息には休息の方法論がある」それこそがマインドフルネスであると言います。
思えば、これまではいかに皆が休んでいる時に頑張ってスキルを磨いて差をつけるかということばかり考えてきたような気がします。
結果、思い通りにならなければ幸福感を感じられず「どうしてこんなに頑張ったのに...」ということの繰り返し。という時期もありました。
今更ではありますが当時の僕には習慣的な正しい休息が必要だったのでしょう。
目的意識の強い人ほどゴールしか見えなくなってしまう「タスク・オリエンティッド」という状態に陥ります。こういう人は休息を挟まずに長い期間自分に鞭を打ち続け、いづれ燃え尽き症候群になってしまいます。
だからこそ、真に成功を望むのならばジュディ・ブラウンの詩のように「空気(休息)」を入れ続ける必要があるのです。