見出し画像

スクラムチーム3つの役割

スクラムチームは「プロダクトオーナー」「開発チーム」「スクラムマスター」の3つの役割によって構成されています。
1つずつ紹介していきます。

「プロダクトオーナー」
プロダクトの価値を高めることに責任を持ちます。
プロダクトがユーザーにとって有用で、意味のあるものとなるためには何が必要なのかを考え、どうやって届けて使ってもらうのかまでを想像します。
具体的には「プロダクトバックログ」というリストで何を作るべきかを表現し、その内容を明確にすることに最も責任を持ちます。

「開発チーム」
スプリントごとにリリース判断が可能なプロダクトを完成させることに責任を持ちます。
プロダクトバックログの内容を理解し、それらをリリース判断可能なプロダクトに形作っていく方法を自分たち自身で見出す必要があります。
アジャイルの12原則のうち「設計」に関する3つの原則については追求していかなければなりません。

「スクラムマスター」
理想的なスクラムの実施を促し、その支援に責任を持ちます。
スクラムの理論、プラクティス、ルールについて実践知を備えている前提になります。
具体的な活動としては「透明性」「検査」「適応」を高めるための支援をプロダクトオーナーや開発チームに対して行う。
また、透明性というのはチーム内外の両方に言えることであり、チームが何をやっているのか、成果が上がっていないのではないかという疑念を外部から持たれないようにすることも含まれています。

僕たちのチームでは人数が少ないためにそれぞれの役割を担うことが多くなります。僕の場合はプロダクトオーナーと開発チームを兼任することになります。こうした場合、どの作業に誰が責任を持っているのか?曖昧になってしまいます。
ですから、各々が具体的に責任を持つ範囲を自ら明確に示す姿勢が大切になると思います。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集