12の原則
「4つの価値」を具現化するために「12の原則」があります。
12の原則は「プロセス」「働き方」「持続可能性」「設計」「改善」の5つのカテゴリーに分けることができます。
「プロセス」
* 顧客満足を最優先にし、価値のあるソフトウェアを早く継続的に提供する
* 要求の変更を歓迎し、変化を味方につける。
* 動くソフトウェアを2〜3週間から2〜3ヶ月の短い期間でリリースする
「働き方」
* ビジネスサイド、開発者サイドの人たちはプロジェクトを通して日々一緒に働かなければならない
* 人と環境と支援を与え仕事が無事終えるまで信頼する
* フェイス・トゥ・フェイスで話をする
「持続可能性」
* 動くソフトウェアこそが進捗の尺度
* 一定のペースで開発できるように維持できるようにする
「設計」
* 技術卓越性と優れた設計に対する注意が機敏さを高めます
* シンプルであること
* 最良のアーキテクチャ・要求・設計は自己組織的なチームから生み出されます
「改善」
* チームが効率を高められるように定期的に振り返り、自分たちのやり方を最適に調整します
アジャイルはこうした原則を元に作られた開発手法であるということを忘れてはいけません。
自分たちのプロダクトが、自分たちのチームが、アジャイル開発のこれらの意義にそうものであればアジャイルに作ることが良いと思います。
また、そうでないのであれば、アジャイル開発をそもそもやるべきではないということでしょう。
自己組織的なチームであることは非常に難しいことですが、そうでなくてはこの変化の早く、センスの求められる時代に置いては存続し得ないと僕は思います。