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『綿帽子』

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綿帽子というタイトルで書き綴っているエッセイです。 「親子とは何か?自分とは何か?」 永遠に答えが出なさそうで、案外知っていたりする事実をテーマに書き綴っております。自分の経験や…
無料記事に有料記事8本を含めた『綿帽子』第一部を纏めたマガジンです。
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綿帽子 第六十話

「昨日はご馳走様」 「おお」 俺は昨夜のお礼を伝えると、今日運び込む予定になっている荷物…

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sekirein
2か月前
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綿帽子 第五十九話

ダンボール、ダンボール、ダンボール、どんどんとダンボール箱が積み上げられて行く。 親父が…

sekirein
2か月前
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綿帽子 第五十六話

何やら神社の前に人だかりができている。 「何だあれ?」 「さあな、まあ寄ってみるか」 神…

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sekirein
3か月前
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綿帽子 第五十五話

午前11時過ぎにペットタクシーから連絡が入った。 快く引き受けてくれたのだが、やはり糖尿病…

sekirein
3か月前
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綿帽子 第四十六話

見学者がやって来た。 夫婦とその妹、子供が二人いて両親とも同居するらしい。 お袋と二人で…

sekirein
4か月前
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綿帽子 第四十三話

それは突然やってきた。 記憶が鮮明に甦る。 何故今頃になって思い出したのか? 遥か彼方30…

sekirein
5か月前
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綿帽子 第四十二話

『おはようカラス』 子ガラスを助けた日から二日後。 散歩に出かけようと玄関のドアを開けると、どこからかカラスの鳴き声がきこえてきた。 「あれ?」 かなり近くで鳴いている気がする。 「どこだろう?どこで鳴いているのかな?」 鳴き声に耳を傾けながら、アーチの手前まで来たところで気がついた。 「お!」 振り向けば、屋根の上に二羽のカラスが止まっている。 朝からカラスの鳴き声が聞こえるな〜とは思っていたが、まさか屋根にいたとは。 偶然といえば偶然。 されどカラスの