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ビオラを種から育てて、年内に花を咲かせたい

秋から春にかけて半年以上お花を楽しむことができるパンジーやビオラのシーズンが近づいてきました。
とは言え、本格的な流通のスタートは10月上旬からなので少しばかりその時期には早いですね。
でも園芸をより一層楽しむためにはシーズンを先取りすることが何かと得策でございます。


さぁところで皆さんはパンジーやビオラのトレンドをご存じですか?


近年はオーソドックスな花色だけではなく、アンティークなテイストのオシャレ色や、徐々に花びらの色が変化していくグラデーションものまで多種多様な品種が開発されています。

花びらの形状もフリルみたいに可愛らしいものから、ウサギの耳をイメージするもの、これは本当にパンジーですか?と驚くほどに花びらのひだが重なったボリューミーなものなど、ものすごくバリエーションに富んでいます。

園芸店やホームセンターの花苗コーナーへ行けば、プロが生産したさまざまな種類の花苗であふれていることでしょう。


私は毎年秋から春にかけてビオラを育ています。ビオラはパンジーよりも育てやすく、お花がたくさん咲くのでとっても可愛いんです。

だから、ついあれもこれもと欲しくなるのですが、予算と育てるスペースとの兼ね合いで、好みのビオラを選びに選びぬいて数苗購入するのが毎年の恒例になっています。


ですが去年は、お店で購入した苗とは別に、自分で種からビオラを育てることに挑戦しました。

そうしたらね、なんと、見事にビオラを種から育て上げることができたんですよ!


こんなのとか
こんなのとか咲きました。




わたしその体験にとてつもなく感動しまして。


慈しみながら長期間にわたってビオラちゃんたちを育てたことで、お店で苗を購入して育てるのとは全く違う園芸の楽しみを味わってしまったワケです。

でも育て始めたのが寒さが増す11月からだったこともあり、成長がすんごくゆっくりで。花が咲いたのはなんと翌年の4月になってからでした。
これにはだいぶじれったい思いをさせられました。

なので、今年は育てる時期を前倒しして8月5日にビオラの種まきをしました!去年よりも3カ月早いです。
そう、今年も種からビオラ育てに挑戦することにしたのです!!しかも自家採取した種を使って。


ビオラの発芽適温は20℃前後。猛暑の8月の屋外ではまず発芽が不可能なので、室内で発泡スチロールを使って保冷剤を用いて涼しい環境を整えて種を蒔いた。


種苗店でビオラの種を購入したのではなく、前年にお店で苗の状態のものを買い庭で育てていたビオラから採取した種を使って育ています。

自家採取した種でビオラを育て上げることに成功するなんて夢にも思っていなかったのですが、去年奇跡のようにうまくいったので、今年も挑戦をスタートさせました。


8月18日



種まきをして一週間ほどで発根して数日後に発芽もしました。7品種中5品種が発芽に成功!
室内でしばらく育てていたので芽がひょろ~っと徒長してしまった。徒長した苗は貧弱に育つ。これはやばい!と思い夕方涼しくなってから毎日2.3時間屋外に出して外の環境に少しずつなれさせた。


今のところ順調に育ってくれています。
ゆっくりゆっくり成長して、できれば今年中に一輪でも花が咲く姿を見てみたい!そう願って日々お世話をしてます。


8月26日一苗ずつに植え替え。ひょろひょろ徒長した茎の部分を培養土の中にかくすように深めに植え替えた。小さくてか弱いビオラちゃんの芽を慎重に扱ったので疲れたー!笑


何かと記録をつけるということが続いた試しがない人間ですが、noteは一年間続けてこられました。
なので、ビオラの成長もnoteでなら残しておけるかもしれない。そう期待を寄せこの記事をビオラの成長記録①とします。


今年もプロが生産するビオラを誘惑に勝てずにきっと数苗買うと思います。
それはそれとして楽しみつつ、この "種から栽培するビオラ" も楽しみたい。


一緒に成長を見守って頂けたらうれしいです。


それではまた。



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