sekirei

ちょっと手間をかける「手作り」の生活に惹かれる。庭の植物たちのこと、読んで面白かった本、好きなドラマ、推しについて発信しています。

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マガジン

  • 園芸日記

  • 髙橋海人についてのnote

    恐ろしいほどの魅力に溢れた彼について、自分の感性を通して思ったことを綴っていきます。

最近の記事

  • 固定された記事

私らしくいるために、もっと直感を頼ってみたい

「やっぱり瀬尾まいこの作品が好き!」 「強運の持ち主」を読み終えて最初に口をついて出てきたのがこの感想だった。 ここ数ヶ月、瀬尾まいこ作品に魅せられています。 「夜明けのすべて」を皮切りに「掬えば手には」「そして、バトンは渡された」に続いて「強運の持ち主」で4作品目。 今の自分と最も相性が良い作家、それが瀬尾まいこ。そう感じています。 なんというか彼女の小説の世界観が今の私には丁度いい。心のなかがじんわり温かくなるようなやさしさがある物語が。 読み終わったあとはほ

    • ストレスの臨界点を超えて思うこと

      わたしの短所は困っていることや悩んでいることを一人で抱えこんでしまうところ。 自分で言うのもなんだけどまじめで頑張り屋な一面がある。それが良くない方に作用すると困っていることを自分だけでなんとかしようとしてしまう。 そうすると日々ストレスは蓄積されていきやがて臨界点を迎える。そしてほんの些細なキッカケでドッカーーン!とキレてしまう。具体的に言うと泣き出してしまうのだ。それまで言葉にできなかった想いは涙となってそこで初めて体の外に排出される。 結局ストレスを涙に変えて発散し

      • 秋の空気にゆとりをもらう

        秋晴れの土曜、湿度は低め。 空は高くたまにサーっと吹きぬける風はひんやりとして気持ちいい。 あぁー、秋っていい季節。 こんな日は外を歩いているだけでウキウキとする。 図書館に予約した本を取りに行くだけの外出だっていつもとすこし気分が違う。なんだか特別なお出かけのよう。 時刻はちょうどお昼時、図書館帰りにモスバーガーでランチしちゃおうかと目論んだ。 でも節約思考が顔をのぞかせたら最後、急に足が重たくなる。   そうだ!家には食パンがある。それにプランターで栽培してい

        • 種からのビオラ育て③ついに開花か!?

          10月下旬に入り気温が少しずつ下がってきて過ごしやすくなってきましたね。灼熱の夏をこえ、やっとこさ庭作業がはかどる" 秋 "到来って感じです。 さて我が家のビオラたちはと言うと… なんだかんだとありながら成長をつづけてくれています。ちなみにこれまでの様子はこちら。宜しければご覧ください。 今回は10月あたまからの約一カ月間のビオラたちの様子をお届けします。 ◆10月1日(生育開始から58日目) 小さなセルトレーからポットへお引越し。いわゆるポット上げという作業を行い

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        私らしくいるために、もっと直感を頼ってみたい

        マガジン

        • 園芸日記
          10本
        • 髙橋海人についてのnote
          4本

        記事

          自分に合った本えらび

          普段小説をよく読みます。 こころの処方箋のようなやさしい物語を読むと癒されて穏やかな自分を取り戻せたり。 過去の苦い体験をなぞるような小説を読めばその当時の感情がぶわっと蘇ってきたり。 そのとき読んでいる小説からは何かしらの影響を受けるだけでなく、精神状態までも左右されることがある。 * 最近、つい、うっかり辻村深月の「傲慢と善良」を読みまして…。 読後はしばらくこころが疲弊したというか、ネガティブなモードで日々を過ごしてました。 以前、同じく辻村作品の「かがみの

          自分に合った本えらび

          種からのビオラ育て②

          8月5日に種をまいたビオラたちについて。 種まきから23日目までの様子をこちらの記事に記録してあります。 今回はその後、彼らがどうなったのかをお届けします。 ◆8月27日(生育開始から23日目) 小さなセルトレーに移植したばかり。葉っぱは多くても4枚。 まだまだベイビーです。 ◆9月2日(29日目) 根っこが順調に成長しているようで葉っぱの枚数がふえはじめた。 成長に勢いが感じられる。 ◆9月18日(45日目) 軸(茎)が太くしっかりしてきた。 ビオラらしい葉

          種からのビオラ育て②

          最終話。見事な終わり方。登場人物を総なめするように象徴的なシーンが次々に画面に映るラストは号泣せずにはいられなかった。どのキャラクターの背景も丁寧に描かれていた本作、それぞれの人生に感情移入できる要素があった。朝ドラはこの先虎に翼をエンドレスで放送して欲しい。それくらい大好きだ!

          最終話。見事な終わり方。登場人物を総なめするように象徴的なシーンが次々に画面に映るラストは号泣せずにはいられなかった。どのキャラクターの背景も丁寧に描かれていた本作、それぞれの人生に感情移入できる要素があった。朝ドラはこの先虎に翼をエンドレスで放送して欲しい。それくらい大好きだ!

          枕にしてくれて、かまわないよ。

          老犬の日常としてはごく普通なのかもしれない。うちの13歳の愛犬ちゃんは一日の大半を寝てすごす。 彼女が健やかでいてくれれば飼い主としてわたしはそれ以上何も望むことはない。 だから食事と散歩の時間以外ずーっと眠っていても一向にかまわない。 フローリングに寝っ転がって扇風機の台座のはしっこに頭をのせて眠っていてもかまわない。 ダイニングテーブルでnoteを書いているわたしの足元に横になって、わたしがぬぎっぱなしにしている草履スリッパを枕にしてすぅーすぅー寝ててもかまわない

          枕にしてくれて、かまわないよ。

          喜びを思いうかべるってむずかしい。だめなほうを想定するクセとのおつきあい。

          推しのライブの抽選結果が発表される日。 当落が分かる時間が近づくにつれて気持ちがソワソワしたり体が妙に緊張しはじめた。 抽選結果を知らせるメールには「あなたは○○公演に当選しましたよー」と書かれていた。それを読んだ瞬間わたしはスマホから飛び退いて… 「うぇえええーー?!!!! ほんとに? ほんとうに?!わたし当選したのぉ?!!ホントのホント??!」とにわかには信じられずオロオロしました。 今まで推しのライブに行けたことがなかったので、ライブに行ける権利を手にしたことはす

          喜びを思いうかべるってむずかしい。だめなほうを想定するクセとのおつきあい。

          ブラックベリーの収穫とはじめての「飲むお酢」づくり

          7月中旬、今か今かと楽しみに待っていたブラックベリーの収穫期がついに到来した。 ブラックベリーはブルーベリーやラズベリーに比べたら認知度が低い。だけど大して手間をかけなくてもすくすくと成長して実をつけてくれる。 マイナーだけどとってもお利口さんなこのベリーをわたしは育てています。 だいたい一回にとれるのは15個ほど。 3日に一回のペースで黒色に熟してやわらかくなった実を摘んでいく。 熟しては摘む、熟しては摘む、をくり返し、そしてとうとう8月下旬には期間限定のこの作業も

          ブラックベリーの収穫とはじめての「飲むお酢」づくり

          ビオラを種から育てて、年内に花を咲かせたい

          秋から春にかけて半年以上お花を楽しむことができるパンジーやビオラのシーズンが近づいてきました。 とは言え、本格的な流通のスタートは10月上旬からなので少しばかりその時期には早いですね。 でも園芸をより一層楽しむためにはシーズンを先取りすることが何かと得策でございます。 さぁところで皆さんはパンジーやビオラのトレンドをご存じですか? 近年はオーソドックスな花色だけではなく、アンティークなテイストのオシャレ色や、徐々に花びらの色が変化していくグラデーションものまで多種多様な品

          ビオラを種から育てて、年内に花を咲かせたい

          コントロールして立て直す

          毎日同じように過ごしていても 毎日同じような穏やかな気持ちで生活することは難しい。 体がどうしようもなくダルくてダラダラすることもある。 夜になって、やっとこさお風呂に入りスキンケアをして 気分の切り替えのために日記を広げてペンを持つ。 今日のできごとを、自分だけが分かれば良いやと、改行も接続詞も関係なく書き出していく。 そうしていくうちに気持ちがすこし澄んでいく。 喉が渇いたので ハイビスカスとローズヒップのすっぱいハーブティーに、手作りのベリージャムをいれた

          コントロールして立て直す

          【読書】おススメの一冊、ワセダ三畳青春記

          かなり笑えて、自意識過剰になることにストップがかかり、気が楽になった本がある。 ノンフィクション作家 高野秀行による自伝的小説。 「ワセダ三畳青春記」こそが、その本。 著者自身がかなりパンチの効いた個性のもちぬしで、「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをやり、それを面白おかしく書く」がモットー。 類は友を呼ぶとはよくきくけれど、この物語の登場人物たちは著者の言葉を借りれば浮世離れした人、常軌を逸した人、奇人変人ばかり。 経験値が狭く浅い私のような人間には想像

          【読書】おススメの一冊、ワセダ三畳青春記

          トレニア・アイスリバーで涼しい夏を演出する

          嬉しかったひと言、今週の第一位は… 「このトレニア涼しげでいいわね〜」でした。 うちの玄関の花壇に植えてあるトレニアを見しらぬマダム(おそらくご近所のひと)が褒めてくれた。 家の前で私が水やりをしていたとき、通りがかりのマダムがわざわざ声をかけてくれたのだ。不意打ちだったので驚いたけど本当に嬉しい一声だった。 淡くて透明感のあるパープルの小花がさらっとした涼しさを演出してくれる。 今年の夏の花壇は元気ハツラツ!というよりかは落ち着いたクールな印象にしたくてパープルの

          トレニア・アイスリバーで涼しい夏を演出する

          庭づくりはひとりぼっちじゃない

          庭仕事に夢中になっていると、今この瞬間ここにいるのは目の前にある植物と私だけと勘違いしてしまうときがある。 草むしりに没頭していたら雑草と私だけの世界観に没入してしまうし、バラの剪定をしていたらバラと私の間を阻むものなど何も無いかのように錯覚してしまう。集中しているせいか視野がどうも激狭になってしまう傾向があるようだ。 でも第六官的というか野性の本能みたいなものが働いて何かの気配を感じることもあるわけで ん?…あれぇー??っと 気配の先を見やると、彼らが居います。 また

          庭づくりはひとりぼっちじゃない

          今までと違う流れにのって出会うもの

          数年前に放送された「にじいろカルテ」は定期的に見返す私のお気に入りのドラマ。 「うげっ!この人はなんて悪い行いをするんだ?!」という登場人物が一人も出てこないし、どこかメルヘンチックな山間の村の雰囲気を見ていると心が和む。思わず声を出して笑ってしまうユーモアと人生への教訓も盛り込まれており見応えもしっかりとある作品です。 主人公の真空は東京の大病院の救急救命現場で夢と誇りを持ちながら医師として働いていました。けれど、突然難病を発症しその病院では働くことができなくなってしま

          今までと違う流れにのって出会うもの