【永久保存版】アルコールの悪いところをまとめてみた!
「酒は百薬の長」
という言葉をのんべえのおじーちゃんからよく聞かされていました。
その時は知らなかったんですが、この言葉の続きに
「されど万病のもと」
という言葉があります。
「酒は百薬の長」という言葉は酒飲みが酒を飲むために良いところだけ切り取っただけであり、「されど万病のもと」という大事なところが見落とされています。
そして、最近は健康に害を与えることの方が多いという見解が非常に多くなってきています!
もちろん、アルコールが体に良いというデータも少なからずあるのですが、今日は
〇 アルコールの悪いところ
に絞ってお話していきます!
この記事を読み終わるころには健康のために、
「アルコールを控えようかな...」
「明日から飲む量を減らそうかな...」
という考えになってくれるはずです!
ではいきましょう!
アルコールの悪いところをまとめてみた!
〇 醸造酒は特に良くない!
アルコールには醸造酒と蒸留酒があります。
醸造酒・・・穀物や果汁などをアルコール発酵させたもの
→ビール、ワイン、日本酒など
蒸留酒・・・醸造酒を蒸留してアルコールなどの揮発成分を濃縮したもの
→焼酎、ウイスキー、ブランデーなど
この2種類の内、蒸留酒は蒸留によって糖質がカットされるため、醸造酒よりは肝臓に負担がかかりません。
糖質の多い醸造酒は飲みすぎると肝臓により負担がかかります。
〇 アルコールはがんになる可能性が高くなる
アルコールが肝臓で分解されると「アセトアルデヒド」という物質ができます。この物質が発がん性のある物質とも言われていて、特に「乳がん」のリスクを高めてしまいます。
〇 アルコールは太りやすくなる
ここでよく言われるのが、
お酒はエンプティ―カロリーだから太ることはない!
という反論がでてきます。
たしかにアルコールは体内で先に分解されるため、太りにくくなると考える方もいます。
しかし、アルコールは間違いなく脂肪がたまりやすくなります。
その理由は大きく3つあります。
①発熱をしてしまうから
アルコールを摂ると発熱します。
アルコールによって発熱をしてしまうと、本来自分が持っているグリコーゲンや体脂肪から発せられる熱量がその分落ちてしまいます。
そのため、代謝が落ちやすくなります。
②分解の過程で中性脂肪がたまりやすくなる
アルコールは一緒に脂質や炭水化物を含んでいます。
これらを一緒に摂っても、アルコールの分解が優先されます。
そのためエネルギーが体脂肪に蓄積されやすくなります。
また、アルコールを分解する過程で「中性脂肪」の合成が高まります。
③おつまみがある
アルコールといったらおつまみは欠かせませんよね!
特に飲酒している時は食欲が増して脂肪が吸収しやすくなります。
〇 アルコールは睡眠の質を下げる
アルコールには脳を沈めてくれる働きがあります。
しかし、アセトアルデヒドが脳を興奮させる作用があるため、ぐっすりは眠れません。
これが原因で睡眠の質が低下して、慢性疲労になってしまいます。
〇 アルコールが筋肉量を低下させる
アルコールを飲むと、睡眠の質が低下して慢性疲労になるとお話ししました。
慢性疲労になってしまうとテストステロンの分泌が低下します。
それによって筋肉量が低下して、勃起不全などの症状もでてきてしまいます。
とある実験で、アルコールを飲んだ後に筋トレをすると、効果が40%さがるというデータもあります。
これは飲酒によってコルチゾールというストレスホルモンが分泌され、筋肉が分解されていきます。それと同時に肝臓の負担が増えることでたんぱく質の合成ができなくなり、筋肉の分解がより進んでしまいます。
〇 アルコールは美容にも良くない
・肌がカサカサになる
アルコールを分解するために体内でたくさん水を使います。
それと同時にアルコールには利尿作用があるため、より水分がなくなってしまい肌がカサカサになってしまいます。
・肌の老化が進む
アルコールを代謝するためにビタミンB群が消費されます。
ビタミンB群はたんぱく質の合成で使われるため、たんぱく質がより少なくなります。
それによって肌のターンオーバーが落ちてしまい、
肌の老化・しみ・しわ・目のクマ が出てくる原因になります。
〇その他
アルコールを摂ることで、脂質異常症や脳出血、高血圧、動脈硬化、骨粗鬆症などのリスクも高まります。
〇まとめ
・ビール・ワイン・日本酒などの醸造酒は糖質が多いため危険
・アルコールはがん(特に乳がん)のリスクを高める
・アルコールは代謝が落ちて中性脂肪をためやすくなり、脂肪の吸収率を高めてしまう。
・アルコールは睡眠の質を低下させる
・アルコールはテストステロンの分泌低下、コルチゾールの分解によって筋肉が破壊されていく
・アルコールは水分がなくなるため、肌がカサカサになる
・アルコールはビタミンB群を消費するため、肌のターンオーバーが落ちてしまう
いかがでしたか??
今回はアルコールの悪いところを中心にお伝えしました。
昔は少しづつ飲めば体に良いとされてきましたが、
今ではほとんどのお医者さんが「アルコールは健康に良くない」という考え方になってきています。
もちろん、アルコールにもストレスの発散など悪くないところもあります。
今回のリスクを知った上でアルコールを飲んでいただけると、少しはアルコールも減ると思うので(酒飲みの方には響かないかもしれませんが...笑)
リスクを知ったうえでアルコールと付き合っていきましょう(^^)
本日も記事を最後まで読んでいただきありがとうございます!
yuta