日本人の8割が該当する「落下腸」について
皆さんは腸の位置は正常な所にありますか??
特に、
・便秘
・冷え
・代謝が落ちる
この症状が長引いている方は腸の位置に問題があるかもしれません。
腸が落ちている状態というのは自分では気付きにくく、
腸に不調があると約8割の方は腸の位置に問題があります。
なので今日は、腸の位置が体に与える影響をお伝えするために、
・「落下腸」とは?
・落下腸による体の不調
・すぐにわかる『落下腸の見極め方』
・簡単な落下腸エクササイズ
についてお話していきます。
〇 『落下腸』とは?
人間の腸は長さが7~9mと長く、それに加えて重さがあります。
そして、大腸で一番上にある「横行結腸」は左右の両端が固定されているだけで、重さに耐えきれなくなると下に落ちてきてしまいます。
この、腸が下に落ちてしまうことを
「落下腸」
と言います。
落下腸というのは、「たけしのみんなの家庭医学」というテレビで放送されたときに使われた言葉であり、一般的には使われていない医療用語になります。
〇 落下腸による体の不調
大腸(横行結腸)が落ちてきてしまうことで、本来の腸の機能がうまく働かなくなります。
腸が下垂することで、
・消化吸収されない食べ物のカスが残る
・老廃物が流れない
という状態になり、それによって
・便秘
・血行不良→代謝が落ちる
・老廃物が溜まる
・冷え
・足のむくみ
このような症状がでてきます。
これ以上悪化してしまうと「便秘型過敏性腸症候群」といって、
便秘の際に腹痛が出てくるようになってしまいます。
〇 すぐにわかる『落下腸の見分け方』
落下腸かどうかを簡単に見分ける方法は2つあります。
① おへその形が横に広がっている
腸が下がっていくと、おへその裏側にある臓器も一緒に下がり、
おへそも押しつぶしてしまいます。
その結果、普通だったら縦長に見えるはずのおへそが横長に見えてしまいます。
② お腹が冷えている
腸が下がることで腸内の循環が悪くなります。
「落下腸」の場合、おへその下に腸や臓器が集まっているため、
その部分が冷えています。
おへその下に手をあてて、お腹が冷たくなっていたら
落下腸の可能性があります。
〇 簡単な落下腸のエクササイズ
これは落下腸に対する簡単なケア方法になります。
仰向けになれれば場所を選ばずにどこでもできます!
① 仰向けになる
(可能ならおしりの下に枕かクッションを入れて、写真の下の状態を作れるとベスト)
② おへその下から上に向かってさする。(3分を
3セット)
この時に下に落ちてる腸を持ち上げるようなイメージで行う。
これをするだけでも、落下腸による不調を減らすことができます。
腸に不調を感じた方はぜひやってみてください(^^)
まとめ
・日本人の8割は腸の位置が落ちて、落下腸になっている。
・おへそが縦ではなく、横に広がっている人は落下腸の可能性がある。
・悪化すると便秘に伴い、腹痛が出てくる。
落下腸は最近になって知られたため、知らない人も少なくありません。
腸が落ちることで体に様々な不調をもたらしてしまいます。
長引く便秘や、代謝が落ちている方は根本的な原因として
落下腸から来ているかもしれません。
今回の記事をみて、自分の腸と向き合うきっかけを作れたら嬉しいです!
腸に不調がある方は自分が落下腸じゃないか試してみてください!
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