百賢(BaiXian)奨学金_Application Formの書き方※有料サンプル付き
どうも!
セイタです!!
現在北京大学修士課程で社会学を学んでいます。
この記事では、自分が2023年9月より1年間援助していただいている百賢(BaiXian)のAsian Future Leaders Scholarship Program(以下、AFLSP)について紹介していきます。その中でも、Application Formを自分がどう書いたのかについて解説します。
Application Formはすべて英語で回答することが求められる上に、熟考しないと答えられないようなクエスチョンが多く、なかなかに苦労しました。そのため、しっかりと前もって準備する必要があります。
あくまで参考なのですが、自分はこのApplication Formと動画の撮影など諸々で9時間程度かかりました。なので、皆さんもそれくらい時間がかかる前提で準備した方がいいと思います。
この記事の対象者は
・百賢(Bai Xian)に興味のある人
・AFLSPに興味のある人
・アジアを中心に人生を過ごそうと考えている学生
を対象としています。
この一連の記事の概略に関しては下記の記事をご覧ください。
書類選考の概要に関しては、下記の記事をご覧ください。
Application Form概略
この章では簡単にApplication Formがどのようなものか説明していきます。ざっくり言えば個人情報と志望理由を書き記すフォームになります。以下のように個人情報を書き記すことから始まります。
それ以外には小学校からの学歴を書いたりします。また、学歴別に実績や賞を書くように求められますので、自分は以下のように書きました。
まず、学部の時は以下のように書きました。
学業面で成し遂げたことがメインとなりますが、AFLSP自体が活動的な学生を求めていると感じたので、ラグビーで優秀選手に選ばれた実績も付け加えました。
また、自分は学部時代にも北京大学に交換留学していた経験があるので、その時のことは以下のように書きました。
実績と言ってもたった1年で特に何も成し遂げれなかったので、もらった奨学金だけ書きました(笑)
これ以外にも職務経験のある人はWork experienceが求められます。自分は4年半日本で働いていたので、その時のことを書きました。
さらに、ボランティア経験を書く欄も充実しております。なお、自分はボランティアしたことがないので白紙で出しました(笑)
そのことをアメリカの博士の友人に話すと驚いた後に、「まあ、書類審査通っているのならば、いいんちゃう?」と言われました。多分、アメリカの奨学金プログラムならば通ってなかったと思います。アジア圏はアメリカほどボランティアを重視するといった風潮がないので、、
質問に関する回答の作り方
以上の内容は個人に関する基本的な内容であり、特に困ることなく書けると思います。ここからはAFLSPの質問に関する実際の質問について紹介していきます。具体的な質問としては以下のものがあります。
サラッと見てもらえれば、わかるかとおもうのですが、かなりとっつきにくい内容となっております(笑)
自分のなりたい像を明確に描けていないとなかなか答えられない問題が多いです。同時に、AFLSPがどのような学生を求めているかを適切に捉えて、百賢が求めているものと自分の目指したい方向が重なるところを書いていくとスタンスが求められてきます。
さらに、すべて英語で申請理由を書いていく必要があります。。。自分はそこまで英語が得意ではないので、ここが苦労しました。ただ、今日の社会ではAIが台頭しており、英語力の不足をカバーしてくれるアプリケーションが巷に溢れています。
自分はその中でもGrammarlyというアプリを1年以上使用しています。英語の文法のミスを見つけたり、単語をより高度なものにパラフレイズしてくれたり、より簡潔な文章にリライトしてくれたりします。安いアプリではありませんが、値段に見合う機能を提供してくれます。
自分はGrammarlyで添削した後に、アメリカの博士課程に在籍中のバイリンガルの友人(TOEFL満点)に英語の添削をお願いしました。すると、「これ誰かに添削してもらった?」と質問されました。それほどにGrammarlyが高性能だともいえるでしょう。
英語の添削も文章のミスを直すというよりも、大枠として、言っていることの筋が通っているかといった目線で多くのアドバイスをもらいました。自分が合格できた理由の一つも彼からのアドバイスがあります。そんな彼にはいつの日か銀座の一等地で高級寿司を奢らなければいけません、、、
このように書類を完成させた後は、いろいろな人に見てもらうことをお勧めします。英語の添削に限らず、ロジックがおかしくないかや話の飛躍がないかをいろいろな人にお願いしてチェックしてもらった方が良い結果につながります。
それでは、ここから自分が実際に書いた書類をもとに書き方について解説していきたいと思います。ただ、公開による悪影響を抑えたいため記事公開後1週間を目途に有料とさせていただきます。
もし購入してくれた方がいれば、研究計画書の作成や今後の流れに関してできる限り、相談に乗らせていただきますので、以下の画像を参考にメッセージをいただきたいです。
正直、自分の英語力は他の奨学生に比べて明らかに低いです。2023年の奨学生は10人前後いるのですが、そのうちの3人が香港、マレーシア、シンガポール出身で、そもそも英語で教育を受けてきた学生です。残りは日本人なのですが、知っているだけでも4人はTOEFL100及びIELTS7.0以上の英語力を保持しています。
そんな中でも自分が奨学生として選ばれたのは、しっかりと自分の長所を把握し、言語化し、それが如何にAFLSPの理念と合致しているかということを適切に伝えることができたからだと思っています。なので、再現度の高い合格例であり、皆さんにとっても大いに参考になるかと思います。また、それぞれの文章を書いた意図や背景についても詳細に記載しています。ぜひご覧ください。
次の記事では、「Interview」の流れや事前対策に関して書かれています。
面接の準備の仕方や実際の質問、面接官のチェックポイントに関しても書いています。
また、下記のマガジンで本記事のように奨学金の申請や選考過程に関しての情報を紹介しています。
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