やり返すためにセカンドチャンスを！サッカー日本代表の森保監督の続投決まる。協会の技術委員会で決定。W杯予選に向けて、倍返しだ！

！やり返すためにセカンドチャンスを！サッカー日本代表の森保監督の続投決まる。協会の技術委員会で決定。W杯予選に向けて、倍返しだ

やり返すためのセカンドチャンスを！サッカー日本代表の森保一監督（55）の続投が決まった。サッカーアジアカップでの采配をめぐり、協会の技術委員会で厳しい意見も出たそうだが、最終的には協会が全面的にサポートすることとなった。3月にはワールドカップ（W杯）の予選が再開される。森保監督には倍返しするぐらいの意気込みで臨んでほしい。

アジアカップで8強に終わった日本。「歴代最強」の呼び声も高かっただけに、この結果に失望している人が多いのも事実だろう。

森保監督自身、準々決勝のイラン戦に敗れた後に「私が交代カードをうまく切れなかった」と反省の弁を述べていた。

アジアカップの1次リーグ、イラク戦で敗れるまで、日本は国際試合で10連勝をマークしていた。勝ち続ければ期待は膨らんでいく。一方で、アジアのサッカーは年々レベルアップしており、そう簡単に勝てるものではなくなっていた。

イラン戦後に冨安健洋選手が「熱量が足りなかった」と話しているように、監督の問題だけでなく、選手たちの気持ちに高ぶらない部分もあったのだろう。

大会が1月から2月にかけて開催されたこともネックとなった。W杯のように世界全体で休止するわけでなく、欧州ではリーグ戦が行われていた。そのため、代表に駆け付けられない選手もいて、総力を挙げて大会に臨めない状況だった。

さらには週刊誌報道をめぐり、当該選手が大会中に代表を離脱するなど、選手が集中できる環境にはなかった。

日本は1次リーグでもたついた感はあった。ただ大会期間中に常にピークの状況を維持するのは困難だ。重要なのは決勝トーナメントに入ってから勢いに乗ることだ。

実際に2022年のカタールW杯で優勝したアルゼンチンは、1次リーグの初戦で敗れていた。そこから立て直して、1986年のメキシコ大会以来となる王座を奪還したのだ。

協会技術委員会の反町康治委員長は、委員から厳しい声があったことを認めたうえで、「全面的にサポートする」と今まで以上に支援する姿勢を語った。

3月にはW杯2次予選が再開される。北朝鮮とのアウェー戦は13年ぶりに平壌で戦う。日常的に行ける国ではないだけに、厳しいアウェー戦となるだろう。代表は態勢を立て直す必要がある。

セカンドチャンスを与えられた森保監督。アジアカップでやられてしまったが、W杯予選でやり返せばいい。倍返しの気持ちで。

日本代表がこの苦境を乗り切れば、未来に向けて大きな糧になる。その指揮は森保監督に再び託された。日本はまだまだ強くなれるはずだ。さらなるレベルアップへキックオフ！