自己否定の彼方へ
今出来ることをしていけば、地道に生きていくことが出来るかもしれない。だが、現状を肯定してそんな風に生きようとすることは、私が夢のために頑張った過去の私を否定することになる。
現状を肯定しようとは思っていないし、過去の私を責めずにはいられない。過去も今もなければ良かったことがある―
“過去の私”と“今の私”が一緒になって“過去の私”と“今の私”を否定している。あってほしくなかった過去と今に悲しみ怒っている。どこまでも大きくなる悲しみと怒りを、今と未来の私で昇華させることなんて出来ないだろう。それくらい酷い。過去・現在・未来の私のために、私は自殺するべきなんだ。それしかない。過去・現在・未来の私を肯定することを私は許せない。
親が生み出した最大のバグがこの私。