アイネクライネ
米津玄師さんのこの曲をご存知でしょうか…
ドイツ語でEineは不定冠詞(英語における“a”)の女性形の主格、kleineは「小さな」の意の形容詞kleinの女性形の主格
捉え方はいろいろですが
アイネクライネ→小さな女性(あたし)
そう私は解釈しています。
自己肯定感の低い"あたし"の目線で描かれている歌詞ですが
どことなく私に似た"あたし"
自分に重ねてしまいます
"あなた"はきっと彼氏
彼を好きでお互い惹かれあってるはずなのに
"あたし"は別れを予感している
自信のない"あたし"
普通は大好きな人と過ごせたら
幸せで、悲しいイメージはしないものだけど…
"あたし"は別れることを意識している。
彼に伝わらない想い
秘密
きっと伝えられない気持ちがあるのだ…
サビの部分
"あたし"は過去にツラいことがあって
彼といれば報われる気がするけど
あたしの名前を呼ぶ=あたしを認めてくれた
それだけで嬉しい
惨憺たる(見ていられないほど痛々しいさま)夢
彼との悲しい結末
「秘密」を抱えている"あたし"
彼に相応しくない人間なのに、どうして隣にいるのか。
「あなたの名前」を呼ぶことで、
このまま自分の想いを持ち続けても良いのかもしれないという"願い"
私も自分にずっと自信が持てなくて
好きな人ができても
好きなことをしていても
「ほんとに私で良いのか?」という思いがいつもあります。
これはずっと拭いきれない
胸を張って…"これは誰にも負けない"
そんなものが私にあるなら
きっと少しは
思い切ってあなたのそばにいられるのに
歌詞を読み解くと
"あたし"は自己肯定感は低いけど、彼への想いがすごく強いことがわかります。
誰かを好きになるより
自分を好きになる方が難しい
人に優しくできたら
自分に優しくできるかな
人の痛みか分かったら
自分の痛みもわかるだろうか
アイネクライネ
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