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すぐに言うことを聞かない子供にかけるべき言葉とは?

こんにちは!

【心と体と脳の子育て研究者】kotoです。

研究者というと、
なんだかおエラいさんのような
雰囲気をだしていますが、その実は

「子育てが全然うまくいっていない」
一人の母です。

その状況を一刻も早く脱したいと思い、
日々、子育ての研究に明け暮れています。

そんな研究の中から、
今回はこんな場面について紹介します。

すぐに言うことを聞かなくて困る

もはや、あるある。

年齢が上がってくると、自己主張も強くなり
言えば言うほど逆効果!なんてことも…

親としては、
よくないことはすぐにやめてほしいし、
やるべきことは、ちゃんとやってほしい!

そんな思いで一生懸命声をかけるのですが、
なかなかうまくいかないのが現状です。。

そんな時、どう対応していけばよいのかを
今回は検証していきたいと思います!

やらないと困るのは誰か?

やらないと困るのは、本来は子ども自身です。

危険な行為や、他人に迷惑がかかることは
断固として許してはいけないのですが

その他のことは、

やるのもやらないのも、
その結果を受け止めるのも子供自身
です。

つまり、自己責任。

「面倒くさいから、靴下履きたくない!」

と靴下を履かずに靴を履けば、
臭くなるのは子供の靴です。

もしかしたら、
靴ずれをして痛い思いをするかもしれません。

子供には失敗する権利がある

親としては、子供がそんな思いをしたら
かわいそうだからと思って、

「靴下を履きなさい!」

と、つい口うるさく言ってしまうのですが、
そのありがたい忠告に従わないのなら、
それも子供自身の選択です。

靴が臭くなったり
靴ずれで痛い思いをして、
ようやく、

「靴下履いておけばよかった…」

と実感できるのです。

親は靴下を履かないリスクを
長年の経験でよく知っているので、

失敗が予想される行動に
モヤモヤしてしまいます。

しかし、それは子供自身が選んだ行動の結果で、
親のせいではありません。

むしろ子供自身が経験から学んだ
意味のある失敗なのです。

これを経験せずに
しぶしぶ親の言うことを聞いていても、

靴下を履くことのメリットは
なかなか実感できず、

結局、毎朝の「靴下履きなさい」論争は
終わることがありません。

子供は失敗を積み重ねながら
生活に必要な事柄を学んでいくのです。

失敗に進む子どもに親ができること

子どもの失敗を見守るというのは
本当に根気がいります。

子供が失敗したときには、
「ほら見たことか!」
と言ってしまいたくなるのは
私だけではないはず…!

けれども、せっかく子供自ら
選んで経験した結果です。

大人から見て、明らかな失敗であっても、
それをじっくり味あわせてあげたいと思います。

そのための方法を、
以下の3ステップで紹介します。

①子供の選択をそのまま認める

親の言うことを聞かないのですから、
正直イラッとします笑

けれども、できるだけ余計な一言を言わずに
子供の選択に任せてみましょう。

もし何か言いたくなったら、
アドバイス程度で止めておくとよいです。

「ママは、履いた方がいいと思うけどな。
   でも、あなたが履きたくないなら
   それでやってみたらいいよ。」


ここで意地の悪い言い方をしてしまうと、
後から親のせいにしたくなってしまうので
ぐっと堪えましょう!

②結果を見守る

「靴下を履かない」という決断をした子供は
どんな顔をして帰ってくるでしょうか?

全然ピンときてない場合は、
「靴の臭いはどう?」など、
子供がデメリットに気づくような質問を
するとよいかもしれません。

「全然大丈夫だった!」
みたいな返事が帰ってきても慌てずに。

1回だけでは、不便は感じにくいものです。
しばらく様子を見ましょう。

③結果について、責任を取らせる


いよいよ、収穫のときです笑
靴下を履かなければ、当然靴が臭くなります。

これが、子供が学ぶチャンスです。

臭くなって嫌だ、
靴ずれをして痛いなどの不便が出てきたら

「どうしてそうなったと思う?」

と、とぼけて聞いてみましょう。

3歳を過ぎれば、簡単な因果関係なら
想像がつくはずです。

「靴下を履かないと、自分が困る」

ということを、
子供が自分の言葉で話すのを受け止めましょう。

ここでも、

「だから言ったでしょ!」

という類の言葉はタブーです。

これを言ってしまうと、
親への反発に気持ちが向いてしまい、
自分の行動を振り返る機を逃してしまいます。

そして最後は、
その後始末を自分でするのを見守りましょう。

靴が臭くなったら、自分で洗う。
靴ずれを起こしたら絆創膏を貼って、
しばらくは痛みを味わう。

そこまで自分で経験して初めて、

「今度から、靴下履こう」

と実感することができます。

もちろん、年齢に合わせて
難しいところは手助けしてあげても構いません。

ここまでしっかり見守れれば、

「自分の取った行動に最後まで責任をもつ」

ということも、
子供は同時に経験できるかもしれません。

たかが靴下、されど靴下。
「すぐに言うことを聞かせる」
という手っ取り早い方法にこだわらず

子供が経験から学ぶチャンスを
確保してあげたいと思います。

「遠くに行くには、近きより」ですね。

明日も頑張ろ〜ε=┏(・ω・)┛

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最後まで読んでいただき、
ありがとうございます!

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