
ママのトイレタイムは子供に「待つ」を教えるチャンス!?
小さい子供がいると、
なかなかゆっくりトイレにも行けない!!
ハイハイができるようになると
後追いがひどくて…
トイレの中まで子供と一緒。。
なんて悩むママパパはほんとに多いですよね(T_T)
わが家でも
「くさくてごめん…」と思いながら
子供と一緒にトイレにこもることが
よくありました。
こんにちは!子育て研究者のkotoです!
子育て中って、なんでこんなに
トイレに行きにくいんですかね??!
すぐそこにいるのに、
壮大な別れのように泣き叫ぶわが子…
ちょっとくらい待っててくれたらいいのに。。
何度そう思ったことでしょうか。
今回は、こんな日常の一場面から
子供に「待つ」を教えるということについて
考えてみたいと思います!
▶子供は何も知らずに生まれてきた
当たり前ですが、
子供はこの世の中のことなんて
これっぽっちも知らずに生まれてきます。
たった一つ分かっているのは、
10か月間を共にした
ママの声や匂いなど。
それ以外のことは、生まれたその瞬間から
この世界がどういった場所で
なにがあって、どんな風にすごしていくのか
少しずつ学んでいきます。
そんな何も知らない状態で
生まれてきた赤ちゃんにとって、
「待つ」なんてことは超意味不明!!
唯一の頼りのママの姿が見えなくなると
ママが消えてしまった!!と大慌て。
泣いて危険を訴えるしかありません。
▶「待つ」ってどういうこと??
しかしそんな幼い脳も
成長と共に発達して、
少しずつ物事が分かるように。
具体的なもの(おもちゃ、服、犬など)は
実物を見たり触ったりして
どんどん理解していきます。
でも、「待つ」といった抽象的なことは
まだまだよく分からない。
いくら「ちょっと待っててね」と言われても
「ちょっと」ってどれくらい??
「待つ」って何??
と大混乱。
これが分からないままだと、
いつまでたっても待てなくて
ママの姿が見えなくなると
激しく泣いて後を追ってくる。
なんてことが続いてしまいます。
子供の気持ちは分かるけど
「待つ」ができないと、
ママも困ってしまいますよね(´・_・`)
2歳を過ぎても、
「ママの姿が見えていないと
不安でしょうがない」
という状況は、子供にとっても辛いこと。
できれば早いうちに
「姿が見えなくても、
いなくなったわけではない。
ママが見えなくても、
少しの時間なら大丈夫。」
と感じさせてあげたい。
でも「待つ」ということを教えたいけど、
いざ説明するとなると難しい〜!!
しかも相手は赤ちゃんです。
どうすれば、「待つ」ってことを
教えてあげられるのでしょうか??
▶ママのトイレ中は、「待つ」を具体的に教えてあげる絶好のチャンス!
ここでぜひ活用してほしいのが、
ママのトイレタイムです!
ここで「待つ」を教えてあげることができたら、
子供もママも大助かりですよね!
①見せて説明
「待つ」を教える準備段階として、
トイレの中でママがいったい何をしているのか
実際に見せながら
言葉で教えてあげましょう。
「今からママはおしっこするからね。
ほら、ズボンを脱いで、
次にパンツを脱いで…」
と、用を足してトイレを出るまでを実況中継!w
「トイレをする」という抽象的なことが
具体的な動作の積み重ねである
と伝えていれば、少しずつ
「トイレをする」ということが
どういったことなのか、
具体的に理解できるようになります。
②まずは短い時間から
この準備を積み重ねたら、
いよいよトイレの扉の前で待つ練習です!
ママがトイレに入る前に、
「今からママはトイレに行くから、
ちょっとだけここで待っててね。」
とちゃんと伝え、扉を閉めます。
置いていかれることに慣れていない
赤ちゃんはもちろん号泣!
でも大丈夫。
心は痛むけど、
ここはどうしても通らなければいけない道…!
親子で耐えましょう( ̄^ ̄゜)!
初めは短い時間から。
本当に用を足してなくても
10秒ほどしたら扉を開けて
「ほら、すぐに戻ってきたよ!
ちゃんと待ててえらかったね!」
と、抱っこしてたくさん褒めてあげましょう。
これを繰り返し、
時間も少しずつ長くしていきます。
③扉を閉めて実況中継
短い時間待てるようになったら、
いよいよトイレで用を足せます!
(近くて遠い、そんな場所。それはトイレ。)
②と同じようにトイレに行くよと伝えたら
扉の前で待っていてもらいます。
そのときに、トイレの中から
ママがしている動作を実況中継してください!
「今ね、ズボンを下ろしたところだよ〜
次はトイレに座るからね〜」
と、トイレから出るまで事細かに!
(大人に聞かれると恥ずかしいので、
他の人がいないときがオススメ♡)
①でトイレで何をしているか
見ているので、
ママが何してるのか全然分からない!
といったことは避けられます。
ただ、やっぱり
姿が見えない不安から泣くことは想定内。
それでも、このステップを根気強く続けていれば
いずれ赤ちゃんの方も慣れてくるはずです。
この扉の奥にママが消えても
ちゃんと戻ってきてくれる。
その安心感があれば、ちょっとずつ
「待つ」こともできるようになってきます。
そして、頑張って待てたら
これが「待つ」ということ。
ちゃんと待てるのはえらい〜!
と言葉とハグで
たくさん褒めてあげてくださいね(^ ^)
▶まとめ
以前はトイレに行きたくなるたびに、
子供を置いていこうか…
黙って行けばバレないかな…
なんて、葛藤していました。
というか、
トイレに行くことに罪悪感さえありました(〜_〜)
でも、よくよく考えてみれば…
子供たちにとっても
短い時間「待つ」というスキルを
身に付けるのはとっても大事なこと。
成長すれば、もっと長い時間
待たなくちゃいけなくなるんだから。
だったら、小さい頃から
少しずつ練習をして慣れていく方が
子供にも負担がかからないのでは?
と思えるようになりました。
最初のうちは泣き叫んでいたわが子も、
10回もすれば泣かずに待てるようになりました。
もちろん、トイレ実況中継は毎回w
子供は何も知らずに生まれてくるからこそ
世の中のことを
丁寧に教えてあげたい。
子供は大人よりも、もっと柔軟!!
きっと親が思っている以上に
ぐんぐん学んで成長してくれるはずです(^^)
トイレ行けない問題に悩むママパパの皆さん!
早速今日からトイレ実況中継、
初めてみませんかー?!
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます!
興味をもっていただけた方は、
ぜひスキ・コメント・フォローなどを
いただけますと嬉しいです^ ^
今後もあなたのお役にたてる記事を
投稿をしていきますので、
どうぞよろしくお願いいたします!