綿菓子と綿飴の境界
初の綿菓子を片手に喜ぶ2歳の息子。
「転ばないように気をつk…」で見事な転倒。
五体投地のポーズで数秒フリーズしてから、ゆっくり起き上がり私を見上げます。泣くこともなく、私と綿菓子を交互に見ながら、
「転んじゃったねぇ。」と一言。
地面についてしまった部分を取り除いて、少し小さくなった綿菓子を手渡すと、ひとくち食べて「甘いね」と笑顔でした。
泣いても仕方のないことはあまり泣かない息子ですが、インフルエンザの予防接種のときには堪えきれずに涙。看護師さんに「大丈夫?涙、拭こうか?」と声をかけられると、「ううん。まだもうちょっと泣いとく。」と言って「ウワァァァン(棒読み)」としてから泣き止みました。
涙は甘くないけれど、塩辛さが身体の外に排出されると、心には優しい甘味が残ります。
泣くのは悪いことじゃない。
そういう時間があった方がいいと思います。
持って生まれた性質か、それとも環境がそうさせるのか。妙に大人びた瞬間の多い息子を思い、そっと抱きしめます。
大丈夫。
拙文に最後までお付き合い頂き誠にありがとうございます。願わくは、貴方の感情が何処かにいってしまわないように。
#綿菓子 #綿飴 #とは
#同じものです #関西では綿菓子と呼び関東では綿飴と呼ぶ傾向にあるそうです #貴方は甘いふわふわしたあの菓子を何と呼びますか
#きっと素敵な未来を #眠れない夜に
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