「褒める」よりも「喜ぶ」、「叱る」よりも「悲しむ」
これは矢野惣一先生の「愛の言葉かけ」に出てくるフレーズです。
子育てに悩むと色々な本に手を出しますが、これは優しくて大切なことが書かれているものと感じました。
褒めてしまいそうになります。そこで喜ぶ。
叱りたくなったときに、悲しむ。
そうすると良いというのです。
危険なことや人道に反すること以外は「叱らない」のが我が家の教育方針で、よほどのことがなければ怒りませんが、それでも腕白な2歳男児となれば、危険行動や人道に反することもやってのけます。そこで、悲しむ。
…ぜんぜんきいていない!!
やはり緊急性のあるときには叱る必要もあるようです。何事も極端はいけませんね。教育って難しい。
一方で褒めたくなるときに一緒に喜ぶようにしてみたら、これはかなり有効にみえます。息子の喜び方が一段階進化して小躍りするようになりました。
そんなことを試していた或る夜、病院から呼び出されました。緊急の要件です。
仕事に行かなきゃいけないんだ、ごめんね。
と伝えた私に対して息子が言葉を紡ぎます。
悲しまれました。
どうやら私は2歳児に憐れまれる仕事をしているようです。本当は「なんで!」と怒りたかったのかもしれませんね、息子よ。たしかにこれは叱られるのとは一味違います。
拙文に最後までお付き合い頂き、誠にありがとうござました。願わくは、貴方の心が優しい言葉で癒されていきますように。
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