酸性雨は降り始めに酸性が強い話
夏です。
夏といえば夏休み。
夏休みといえば、まぁいろいろありますが小学生の頃の夏休みは無限の可能性を秘めていました。そして無限の可能性の裏から忍び寄るのは、夏休みの宿題です。
宿題にも色々ありますが自由研究。これは親も本人も悩みがちなものでしょう。今の小学生がどうなっているのか分かりませんが、私が少年だった頃は自由研究礼賛時代ともいえるような雰囲気でした。
どうしようかと悩みながら、やはりウケがいいのは環境問題だろうと考えた少年渡邊は、公立図書館で文献を探します。環境問題で、身近なテーマで、小学生の夏休みの自由研究にちょうどいいもの…。ありました。
酸性雨。
説明しよう!
酸性雨の何が問題かというと、
そんなことを緒言に記載しつつ、紫キャベツと濾紙をなんやかんやしてpH試験紙を作成します。色の変化でおよそのpHを推定できるようにして、実際に雨の酸性度を調べようというものです。夏休みのある区切られた期間、雨が降るたびに採取して測定しました。そのときによってまちまちでしたが、概ね「酸性雨」の定義を満たす日が多かったのは少々ショックでした。
また、測定するうちに結果に差があることが気になり、あるとき試しに「降り始め」「中間」「しばらく降り続いた後」を測ってみると、降り始めが最も酸性度が強かったことを鮮明に覚えています。
そういえばどうなのかと調べてみると、やはり事実として、雨の酸性度は降り始めのほうが高いようです。少年、君の思いつきは正しかった。
さて、
つまり何が言いたいかというと、降り始めの雨に濡れると頭皮に与えるダメージが大きいかもしれないと、そういう懸念が生まれるということです。なお、医学的根拠はありません。
傘か帽子!が欲しいですね。
拙文に最後までお付き合い頂き誠にありがとうございました。願わくは、なんかこう地球の環境とかがいい感じになりますように。
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