僕と握手!
表題の文言は昭和58年の『科学戦隊ダイナマン』以降、東映関連のヒーローショーには御約束の文言として連綿と引き継がれてきました。
後楽園ゆうえんちが東京ドームシティになったりシアターGロッソになったりしても『僕と握手』という表現は続き、それはヒーローに熱狂するチビッ子たちの心を捉える魔法の合言葉でした。
そう、パンデミックによる社会構造の変容によって、触れることがタブー視されるまでは。
2020年から2022年迄の約3年間、『僕と握手』は世界から消えました。それはひどく悲しいことだったと、我が家の軍曹は振り返ります。
2023年。
『王様戦隊キングオージャー』の時代です。
今月2月25日に最終話を迎える同作品は(我が家の軍曹を含む)戦隊ファンの中でも放映開始前から注目を集め、近年稀に見る傑作と評価されています。軍曹は嬉々として「私の選ぶ戦隊ベスト3に入る」と、おしゃべりちびもっふんプレミアムに話しかけておりました。
ええ、行って参りました。握手。
二歳児と四歳児と成人女性を引き連れて、私にとって生まれて初めてのヒーローショーです。
正直に申し上げますと、私、子供向けだろうと甘く見ておりました。滅茶苦茶格好良かったです。
これが…推し活…?
泣いているのは、私?
最高のライブ感の中で目の当たりにする俳優陣のオーラに誘われて顔を出したインナーチャイルドが、高揚感と共に癒されていくのを感じました。
勿論、息子も娘も軍曹も大興奮で其々の推しに歓声をあげながら幸せなひとときを味わう事ができました。とさ。
だから何ということもない、けれど大切な瞬間の記録のために、ここに書き起こします。
散文に最後までお付き合い頂き誠にありがとうございました。願わくは、貴方のヒーローが世界を救いますように。
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