2歳児の水族館と絵の話
生き物は見ていて飽きないもので、水族館や動物園には時間さえ許せば延々と居座りたい性分です。息子も動物を好み、体力の限界まで楽しみます。今年の夏は水族館にも行きました。
色々な水棲生物がいる中で、特に彼の興味を引いたのはイルカでした。ショーも印象的だったようで、幾度もイルカの水槽に戻ってはじっと眺めておりました。
古代から現代までのクジラなどの骨も展示されていて、数々の骨に異様な関心を示した息子は「これはなんのほね?」とひとつずつ質問しながら、たっぷり5周は骨の展示を観察していました。
興奮冷めやらぬ息子は帰るなりスケッチブックとクレパスを取り出し、ちょっと考えてから「ペンも。」といってボールペンを受け取ると、夢中で何かを描き始めました。しばらくぐるぐると走らせて、彼は声高らかに叫びます。
そうして満足そうに頷きながら「しゃしん、とってもいいよ?」と勧めてきました。自己アピール強めですが、たしかにイルカの雰囲気を感じます。
世界は新しいことに満ちていて、それに触れる度に息子の変化を感じます。子どもの頃には一日が途方もなく長く感じたことを思い出し、家族との時間を大切にしていきたいと思いました。
夏の終わりに、そんな思い出話をひとつ。
拙文に最後までお付き合い頂き誠にありがとうございました。願わくは、貴方の心に触れる世界があたたかく優しいものでありますように。
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