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seiji_arita
2023年5月31日 11:39
「闇」「導」「光」collaboration : Sham & Kaco thank you friend'sPhoto : Seiji Arita
2023年5月30日 13:42
「閉じた瞳」瞳を閉じたまま歩き続けたいつか繋いだ手を離される気がして僕はその瞬間を見るのが怖かったから瞳を閉じたまま歩き続けた其処には綺麗な花が咲いてるらしいけど全てを失った後にその花の残像が消えないから いつまでも心に残ってしまうから言えなかった言葉だけがぽつんと落ちた幸せになりたかった 君の後ろ姿を見てた僕はまた 瞳を閉じたまま歩き続けた
2023年5月29日 23:31
「セブンスター」液体火薬を香水の瓶に詰めたDIOR液状の大麻はaramisにピュアな琥珀 銀色のリムジン静かな夜空 セブンスターの輝き宇宙の模様 そんな柄のシャツジンの混ざった発泡酒垂直に堕ちてきた憎悪報われない愛がそうさせてるアルパチーノの銃がお前を狙ってるぜPhoto : Seiji Arita
2023年5月29日 10:18
「君色の嘘」メインストリートの車の流れ葬車場近くにある瓦礫の山で目覚めた朝モラルが黙り込み 照らす孤独な太陽パントマイム 醒めたキス憂鬱を飛ばす薬と火遊び苛立ち愛を探す迷子強がって見せる わかってるがむしゃらにベルを鳴らした馬鹿げたプライド アナーキズムは全てを手に入れヒューマニズムが嘲笑う人道的立場とか偶像に縋り付く愚民とか刹那の横顔に触れた
2023年5月28日 21:19
「想い人」優しく包むよ青い空の様に穏やかに守るよ青い海の様に静かに触れた指先 そらさない瞳 君だけを見てる微笑み微笑み返し君への言葉を探して抱き寄せた甘い花の香 僕が君に出来る事幾つもの記念日に想い出の花束君を想うと優しくなれる君の書いた詩に愛を探して少し背伸びして僕に近づく触れた頬 君を想うと 想い人Photo : Seiji Arit
2023年5月25日 21:57
「蝶」「影」「月」collaboration : Sham thank you friendsPhoto : Seiji Arita
2023年5月25日 13:42
「青と黒」瓶に入れたクッキーとエスプレッソ柔らかな日差し窓から見える風の色君と見つめ合った心の中にまだ残ってる 汚れた純粋少しかげり始めた空太陽が傾いて空が夜を作り始めたら火を灯そう ふたりで風に揺れる木の葉の影ゆらゆら 青に近い黒 やけに綺麗胸の奥にある あの気持ち 君の髪に触れ木の葉の影 ゆらゆら揺れて黒に近い青 やけに優しくて
2023年5月24日 04:06
「言霊師」鳴り止まない鼓動 消えない炎無理とか無茶とか無謀とかそんなもんでしか開かない扉がある畜生 糞ったれ 俺の中で誰かが叫ぶ畜生 糞ったれ お前の中でも誰かが叫ぶ 聞こえてるだろう街の顔訳 縦社会とか格差とか糞喰らえ夢描くのには関係ない大見栄切って吐き捨てた言葉愚かな博徒 虹の彼方にある頂き相棒 銃の代わりにペンを取れ 戦え 言霊師
2023年5月22日 18:05
「六月の雨」大切な想いは胸の中に夢と抱き合った路地裏仕掛けられたトラップ避けきれないトラブル踏みつけ蹴飛ばしたコンバース絵に描いたような成功の美談切れ味の悪い借り物のドラマ床に散らばる酒瓶と煙草の吸い殻愛想も無い六月の雨傘は無いSeiji「六月の涙」君がくれたドックタグ引きちぎり唾を吐いた路地裏綺麗事だけ並べたフェイクニュース聞き飽きた御
2023年5月21日 17:27
「サンライズ」グレープジュースの海に彼女は羽根を沈めた僕は其処にメロンソーダを流し込む緑色の舌を出しておどけて見せた僕のアイスクリームが溶け始めた頃君は僕に気が付いたオレンジジュースのシャワーで身体を流した濡れたままの身体で抱きしめ合ったメロンパンに似たサンライズが笑ってる君の羽根も乾く頃もう一度キスしょう そう静かに囁いたSeiji「サン
2023年5月20日 21:37
「五月雨」時を重ねた 五月雨束の間の夢 息を止め涙の向こうに輝いた星瞳の中に見つけた光愛を誓う花びらに小さな口づけふたりの水面に添えた花言葉は無くてもわかり合える夜が染み込んだ風五月雨の色今 逢いに行く 朝が待てなくてPhoto : Seiji Arita
2023年5月20日 17:24
「君の影」君の影とはぐれない様に君の影が迷わない様にと風の行方を誰に尋ねればいいのですか 積み重ねた歳月 足跡を辿りさかのぼる夢 帰らない影涙沁みた道化師の化粧心の中の波 それでも消えず君が隠す人 君を支えた誰かの元へ見た事もない夜の中君の影が消えてゆくPhoto : Seiji Arita
2023年5月16日 14:46
「356」高層ビルの谷間から見上げた空には星は無い季節外れの雪を降らせた狭い部屋レプリカ ポルシェ356キャメルカラーのシート口で溶かした甘ったるいだけのキャンディいつか見た森 ふたつ並んだベンチ僕は幸せの原料を探してるPhoto : Seiji Arita
2023年5月16日 14:15
「蔦の葉」止めどなく手を伸ばす蔦の葉菖蒲の花が咲き始めた記憶音もなく過ぎた風ひとつ またひとつ季節が綴る例えば思い出 例えば刹那や恋心愛でるべき全てに手を伸ばす様に繰り返す戯れに似た蔦 香る花の香時を切り取った束の間今を待たずに春はゆくPhoto : Seiji Arita