2022年11月の記事一覧
同じ友を想いながら 《詩》
「同じ友を想いながら」
哀しみが壊した昨日
風は今も吹いている
心地良く 優しく 撫でる様に
きっと君だね
温もり 心 魂
感じ取れるから
僕等は生まれ
この広い世界の中
狭い街角で出逢った
夜の川を渡り
夜明けに手を伸ばす
君を想いながら
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SELFISH 《詩》
「SELFISH」
綺麗な言葉と優しい言葉
素敵な言葉と癒しの言葉
愛しい気持ちと
切ない感情
その中に身を委ねる
とても心地良い感覚
だけど 皆んなそうなんだろうか
誰もが同じ色してる
掃いて捨てるほど増えるPLAYER
その中 頭飛び抜けた奴
利己主義で我が儘で構わない
誰の言う事も聞くな
それがお前の価値でありお前の色だ
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侘び寂びもクソもねえから読みな 《詩》
「侘び寂びもクソもねえから読みな」
犯した罪ですら
文字に起こす
わかってるさ
アンダーグラウンド
結局 お前も俺も
同じ穴のムジナか尻の穴のムジナ
煙草咥えてペン握る
書いては破り捨て
繰り返す
別に何も変わりゃしない
人間なんてとっくに失格
クソな言葉掻き集め
書き上げた傑作
価値じゃ無いもん見てる今
侘び寂びもクソもねえから読みな
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メリージェーン 《詩》
「メリージェーン」
死ぬほど深い夜の闇
ジョイントの山
煙と共に吐き出す言葉
フードを被ったポン人が
諭吉の束を鷲づかみ
もっと上へ もっと上へと
そう叫ぶ
それはFワードだらけの聖書
増える刺青は悲しみの数
静かに赤落ちを癒やす
あいつは独り
メリージェーンと夢を見る
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