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祖母とわたし

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わたしの祖母の話をまとめました。 2024年7月、100歳で旅立ちました。
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人生百年。一生創作。

書きながら涙ぐむなんて明らかに冷静さを失っていますが、今日だけは許してほしい。 原因は祖…

クセつよ住職と100歳の戒名

「さて、戒名にはどんな字を入れさせてもらいましょ!」 2024年、7月。 葬儀屋の畳の上で、私…

別れぎわ祖母に握られた手の温もりの重さたるや

5世代集まって家族会。
下は2歳から、上は99歳まで。家族はこうやって続いていくのだなぁ。

この前投稿した、「会いたい人には、会えるうちに。伝えたいことは、色褪せないうちに。(https://note.com/segu_write/n/n553728824592)」でこんな通知をいただきました!
きっと、note編集部さんに踊らされているだけですが笑、ありがとうございます♪

会いたい人には、会えるうちに。伝えたいことは、色褪せないうちに。

Twitterに疲れた。創作にも疲れた。 なんかそんなことを思っていたら、全然関係ないけど祖母…

【ちがう生き方応募作品】おばあちゃんから隔世遺伝した創作魂

創作が行き詰まると、ぐるぐる眠れなくなる夜がある。 そういうときは過去の後悔が、走馬灯のように頭をよぎる。なかでも一番胸に迫ってくるのは、祖母にしてしまった失態だ。 今年99歳になる祖母は「元気」の後に「!」を100個くらいつけたような人だった。長年ひとり暮らしをしており、いつもきれいに着物を着こなししゃんと座っていて、そんな祖母は私の自慢だった。 しかし、ひとつだけ問題があった。 目が悪かったのだ。 いよいよ様子が変だというので大きな病院で診てもらったら、なんと治

帰省したら、祖母が「芋けんぴがない!」と騒いでいた

いや、タイトル通りなんですが。 思わず孫娘は「は? イモケンピ?」と、新種の鳥の名前でも…