あやこあにぃ|作家&インタビューライター
今まで書いたエッセイをまとめています✏️
わたしの祖母の話をまとめました。 2024年7月、100歳で旅立ちました。
「なりたい自分」をテーマに小説を始めました。読むのが苦手な方も読みやすいように、短く、かんたんに。 自分の輪郭がぼやけてしまいそうな、慌ただしい日々を過ごすあなたに向けて。心に留まる作品になったなら、嬉しいです。 キャリアスクールで出会った、創作好きの2人・あやこあにぃ、久保みのりが、それぞれお届けします。
木曜日更新noteのまとめマガジンです。
私がライターの勉強をするため在籍しているSHElikes(キャリアスクール)について書いている記事のまとめです!
ライティングが好きです。 でも、デザインもめーっちゃ好きです! 前からうすうす勘付いてはいたけれど、最近強くそう思う。 絵を描いたら姪っ子に「う、うわ〜、かわいい〜」と棒読みで気を遣われるレベルだし、そもそもカラーセンスもないものの、ただただ好きでしょうがない。 私はライターとしていろいろなライティングをしつつ、たまに小説を書いてTwitterに載せている。でも、実は一番ウキウキするのは、書いている最中でも、仕上がった作品を投稿するときでもなく、その小説をどうやって見
「さて、戒名にはどんな字を入れさせてもらいましょ!」 2024年、7月。 葬儀屋の畳の上で、私たち一家は住職に迫られていた。 「せっかくつけるんですから!お好みの字言うてください!」 お好みと…言われましても…!! * この夏、私の大事な祖母が施設で静かに息を引き取った。 100歳だった。 前日に実家のある京都へ新幹線で駆けつけた私は、祖母の意識があるうちに最後のお別れができた。 だから、寂しいけれど、後悔はなかった。 早くに祖父に先立たれた祖母は、長年ひとり
「ちょっと皮膚をくり抜きましょうか」 先生があまりにも穏やかに言うので、思わず「あ、はい」と言った。 言ってから、「はい?」と聞き返した。 あっぶねー!脈絡もなくくり抜かれるところだった!! 2023年年末、私は大学病院の皮膚科にいた。 近所の個人病院をハシゴすること1年、もともとアトピー肌だったのが日に日にひどくなり、ついには全身ヤケドのような皮膚の赤みとともに高熱を出し、県内屈指の大学病院に紹介状を書いてもらった。 大学病院の先生と聞くと、私はむかし夜な夜な親と
8月にコロナにかかって以来、長らくメンタルをやられており、今日は本当に何にもやる気が出なくて、ライティングの納品を一個済ませた瞬間にベッドへ直行してYouTubeを見ていた。 そしたら、ひろゆき氏の切り抜き動画がオススメに出てきて。 「生きるのがしんどい人へ」的なサムネに惹かれて開いてみたら、ひろゆき氏が視聴者からの質問に答える内容で、これがけっこうおもしろかった。 特に印象に残ったのは「なかなか動き出せないのですが、どのような気持ちを持てばいいでしょうか?」という質問に
私の人生、こんなはずじゃなかった。 なんか最近こんなフレーズが頭の中に浮かぶ。 ちなみに暗い部屋で三角座りしているイメージじゃない。水槽で口を半開きにして泡を吹きながら、ヒレも動かさず漂っている出目金的なやつだ。 そう、呆然としております。ぶくぶく。 フリーランスの作家&ライターになって2年半ほど。 作家としては小説を、ライターとしてはインタビュー記事を、主なライティングジャンルとして任せてもらってきた。 「来月は仕事ないかも…!」とヒヤヒヤする、フリーランスある
うちの夫はAVを見るのが好きだ。 いいAVを見つけるや否や、「ねえねえコレ見て」と嬉々としてスマホ画面をこちらに向けてくる。 ちなみに私もAVは大好きだ。 なので負けじと「コレやばくない?」と夫に見せつけている。 えっ、何、なんでそんなに引いてるんですか。 え?違う!違う違う違う! AVってあれ!Animal Videoのことなんですけど。 ここで9割の人がページを閉じた気配を察知したが、私の記事を読みにくる人など10人いるかどうかというところだと思うので、ここ
さんざん自分のために 書いてきたので 今年の創作大賞は 欲や思惑全て取っ払って 「誰か」のために 書いてみたい と匂わせポストするフリして連続投稿を伸ばしたいだけの呟きはこちらです
5月19日、文学フリマ東京38に参加した。 人生初の出店側として! ■当日のドタバタ会場に到着したのは10時半、開場が12時…。 家で予行練習もしたし、余裕やろと思っていたけど。 実際はメンバーそれぞれが持ち寄ったものを並べ直したりなんだりしていると、90分なんてあっという間だった。体感、10分。 当日は、「て-03 アトリエけだま」でイラストレーターの踊場リエ(リエすけ)さんと一緒に作った本を、「て-04 Cafe Novel」でゆうこさん・りさこさんと一緒に開発した
出 店 し ま す 。 ほんとにもう、去年の私に聞かせてやりたい。 ◇ 1年前、初めて文学の展示即売会「文学フリマ東京」に一般参加した私。そういえばあのころはイベント自体にも興味がなかった気がする。 ところがどっこい、仲良しのフォロワーさんに誘っていただき恐る恐る参加してみたら、めちゃくちゃ楽しかったんですわコレが。 何がって、「文学は爆発だ!」を堪能できる空間だった感が。 「文学」フリマと聞いてまず想像するのは、私の場合は小説だった。全員小説を売っているものだと
昨年の140字小説コンテストの受賞作を、ほしおさなえ先生著「言葉の舟 心に響く140字小説の作り方」(ホーム社/集英社)に掲載いただきました! 感覚でやりがちな物語の作り方が言語化されていて、すごく勉強になる一冊です😊 ↓Amazon https://amzn.asia/d/0LTrXyQ
「ねぇ輝樹、チンゲンサイの花言葉って知ってる?」 急に変な話題を振られ、手に持った料理酒のボトルから飛び出した酒がドバドバとフライパンに入った。 「ちょ、なんだよ急に」 イラッとして顔を向けた六畳の洋室の窓辺では、声の主がしゃがみこんで鉢植えの世話をしている。というか、ただ愛でている。 「暇ならレシピ調べてくれよ」 僕が、開け放したキッチンの扉から部屋の中へ呼びかけると、明里はようやくこちらを向いた。 「適当でいいんじゃない? 料理ってそういうもんでしょ」
2023年も残すところあと3日、今年も一年の振り返りの時期がやってまいりました。 例によって去年の記事を読み返していたのですが、 2022年は紅白歌合戦前に慌てて書いてたっぽい。「ご利用は……計画的に……」なんて言うてました。 一方、この記事を書き始めた今日は29日。 若干学んだ。 えらいぞ私。 まあ、今年はワケあって義実家への帰省をスキップして自分の実家に早めに帰ってきているため、時間に余裕があるからなんですけどね。 ■文字数で振り返るさてさて、去年もやった文
このたび、それぞれに140字小説を書いている文字書き、 文月廿香さん(きゅん担当) 和泉直人さん(しっとり担当) おかゆさん(しんしん担当) あやこあにぃ(ほっこり担当) の4人が集まり、140字小説アンソロジー「それでも季節は巡るので」が爆誕しました。 ちなみに140字小説というのは、旧Twitterで活動する文字書きさんの間で流行っている「140字(1ツイート)で完結する小説」のこと。 「超短編小説」とか、青い鳥消滅前は「ツイノベ」「Twitter小説」とも言われて
星々さんの140字小説コンテストで、一席に選んでいただきました…!身に余る光栄にアワアワしております。 お読みくださったみなさんに感謝申し上げます! https://note.com/hoshi_boshi/n/n2f9a7f042c05
動物が好きだ。 犬も猫も小動物も爬虫類も野生動物も大好きだ。 大学ではツキノワグマを研究したし、会社員時代はニホンジカの調査をしていた。 そんな私なので、「ナイトジャングルトレイン」というイベントの話を聞いたときには、食指が動きまくった。 なんでも、 夜に徐行しながら電車を走らせ、 電気を消した車内から 沿線に出没するシカを観察するのだという。 なんやソレ……!! もう、聞いただけで食指ぐるんぐるん。 主催は岩手県を走る三陸鉄道。あの連続テレビ小説「あまちゃ