見出し画像

自分の強みを活かし、変化と進化を続けていくーシードテック 新卒社員インタビュー

シードテックでは、フィリピン・セブ島でのIT留学「Seed Tech School」、未経験からDX・IT人材を育てるSaaS型人材育成サービス「ソダテク」、ラボチーム組成によるオフショア・ニアショア開発「Seed Tech Lab」、そしてクライアントの課題やニーズに幅広く対応する「ITソリューション事業」という4つの事業を進めてきました。

今回は2024年度にシードテックに新卒で入社し、ブリッジSEとして活躍する鈴木さんにお話を伺いました。

英語×ITを軸に就活し、シードテックへ入社

ー鈴木さん、本日はよろしくお願いします!早速ですが、大学では何を学ばれていたんですか?

私は大学で「言語学」として英語そのものを学んでいました。コミュニケーションの歴史や英語話者・日本語話者のコミュニケーションスタイル、身振り手振りの頻度や距離感の違いなどを一つひとつ噛み砕き、学んでいくような授業を受けていました。

中学生の時に交換留学のプログラムに参加した経験もあり、英語への興味は昔から強かったと思います。

▲留学先のアイルランドにて

「学生生活の本分である勉強をしっかりやっていないと他のことはできない」という想いから、勉強を最優先にしていましたが、部活やバイトにも打ち込んだ学生生活でした。

部活では「クロスミントン」という、2001年にドイツで生まれた、テニスとバドミントン、スカッシュの良さを掛け合わせたスポーツに取り組んでいました。マイナーな競技でもあるので、私が始めた当時はまだ同好会の形でしか活動しておらず、私自身もプレーをしながら広報活動に取り組み、部として活動できるほどになりました。

ー恐縮ながら、私自身、初めて聞いたスポーツなのですが、「部」にするために取り組まれたことはありますか?

発想の逆転っていうところが大きいかなと思っていたんです。まだメジャーになっていないからこそ、「みんなと被らないことができる」「競技人口も多くないので、未経験からでも上を目指せる」など、「マイナースポーツ」というのを武器として広報活動をしていました。

ーなるほど。いかなる状況でもチャンスに変える柔軟性が素晴らしいですね。そんな学生生活を経て就活に臨んだと思うのですが、どのような軸で企業を探していたのでしょうか。

「英語×IT」の軸で就活をしていました。英語はこれまでお話しした通りですが、ITも軸としていたのは、どの職業においてもITは切り離せないと感じていたからです。正直、「すごく興味があった!」というわけでなはないのですが(笑)、今後ますます必要になってくるという確信があったので、関わっておきたいと考えていました。

ー選考の過程で印象に残っていることはありますか?

最終面接はCEOの高原さんが対応してくださったんですが、代表とお話するというので、とても緊張してしまって。私が英語を話せることを知った高原さんが「英語で話してみる?」と面接中に提案してくださったんです。

実は私自身、日本語より英語でのコミュニケーションの方が話しやすいと感じていて、その気遣いがとても嬉しく、ありがたかったんです。就活を進めていく中で、募集要項に英語必須の記載があっても、点数や資格保有の有無で判断され、実務での英語は重要視されないんだなと感じていました。英語を軸の一つとして就活をしていたので、面接中に英語で話す機会をもらえたことは非常に大きく、仕事で英語を活用できるイメージも湧きました。

また、ベンチャー企業なので、裁量を持っていろいろな業務に関われそうだなというイメージもあり、自身の今後の成長を考えて入社を決めました。

ー実際にシードテックで働いて1年が経過しようとしていますが、いかがでしょうか?

夏頃、同年代の他企業で働く友人と話した際に、仕事内容の違いに驚きました。私が現場に出てフィリピン人のエンジニアとコミュニケーションを取り業務を進めている中、友人達はビジネスマナーの研修をやっていると話していました。

もちろん、企業ごとにちゃんとした段取りがあるのだと思いますが、私はたとえ忙しくても、いろいろな現場に入って経験を積める方が自分に合っていると感じているので、シードテックを選んでよかったと思っています。右も左も分からないまま必死に仕事に向き合った時もありましたが(笑)。

国や文化が違うからこそ、「言葉」の先に視野を広げる

ーシードテックでの、現在の仕事内容について教えてください。

私はオフショア開発の現場で、企業とオフショア先との橋渡しを担うブリッジSEとして働いています。シードテックに業務を依頼してくださる国内企業と、フィリピンにいるオフショア開発のメンバーの間に入り、依頼・相談を齟齬なく伝え、プロジェクトを推進させるのが大きな役割です。

フィリピンのメンバーは適応力の高さが強みで、自分たちで能動的にキャッチアップをしようという前向きな姿勢を常に持っています。彼らのその強みを活かしつつ、齟齬が生まれないよう的確に連携し、プロジェクトの進行管理を行っています。

ー進行管理ということは、マネジメントもされているのでしょうか?

マネジメントの補佐と言った方が正確かもしれませんが、タスクの進捗管理、メンバーから上がってくる相談や疑問への対応、クライアントとの仲介など、様々な役割を担いながら、小回りの利く立ち回りができるよう意識しています。

ーフィリピンメンバーに向けて、日本語の授業も開催されているそうですね。

はい、毎週金曜日に講師として日本語を教えています。

クライアントとのコミュニケーションを円滑にしたい、漫画やアニメなどの日本文化から日本語を学びたいなど、背景・目的はさまざまなのですが、日本語に関心のあるメンバーが多いんです。

講師経験によって、フィリピンメンバーとの距離が縮み、関係性がより良くなったと感じています。また、メンバーが前向きに勉強に取り組んでくれる姿勢を見ると、普段業務で助けてくれている彼らに自分も何か恩返しをしたいという気持ちがより増していますし、心の結びつきが強くなったんじゃないかと思います。

ー仕事において意識していることはありますか?

「言葉が通じる」と「話が通じる」ことは違う、ということを忘れないよう、いつも意識しています。たとえ英語が話せて「言葉」を伝えることができても、メンバーがその「言葉」に対してのアクションを理解してくれないと意味がないんです。表面上のコミュニケーションではなく、個々にコミュニケーションスタイルが違うメンバーと向き合い、どう伝えたら円滑にプロジェクトが進むかを考える必要があります。

日本語と英語を使い分けながらも、いかに「話を伝えるか」「相手の話を理解するか」という、単なる「言葉」の先に視野を広げることが大切だなと日々感じています。

がむしゃらに、自分のベストを尽くす

ー入社時からすでに責任ある業務を任されていますが、やりがいはどんなところに感じていますか?

クライアントとフィリピンメンバーが一緒に出席するミーティングがあると、私は議題を進めながら、同時に通訳のような立ち回りも求められます。ミーティングをうまく進行できているのか、常にプレッシャーを感じながら取り組んでいますが、ミーティング後にフィリピンチームのリーダーやメンバーから、「さっきはありがとう」「上手く会議を回してくれて助かったよ」など、感謝のメッセージをもらうこともあります。ブリッジSEの仕事として「間に立つ」という役割はすごく大変なこともあるんですが、そういった声をもらえると嬉しいですし、やりがいを感じます。

英語でのキャッチアップ力には自信があるので、武器として、自分の強みとして、活かすことができてるんじゃないかと思います。

ーシードテックへ入社したことで変化したと感じる点はありますか?

課題と対峙した時に、物事を掘り下げて考える、本質的な課題を見つける習慣が身につきました。

たとえば、Aというトラブルが起こっているとします。そのトラブルを単に解消するのではなく、「解消した結果何を得られればいいのか」「その結果を得るために解消するべき問題は本当にAなのか、実は実際の課題はBやCや他の問題ではないのか」と、ひと呼吸おいて、疑問を持てるようになりました。

任せてもらえる範囲が多い反面、想像以上にハードに感じる時もありましたが、その経験は私の中で着実にスキルとして積み上がっています。挑戦できる環境だからこそ、がむしゃらに取り組み自分なりのベストを尽くしたいと思っています。

ー最後に、今後の目標や、もっと伸ばしていきたい点などを教えてください!

視野の広いビジネスパーソンになりたいです。

視野の広さとは、一つ課題があったときに、「その課題の根本の問題は何か」「本当に目に見えている部分だけが問題なのか」「連鎖的に他の課題とも繋がっているものではないのか」と疑問を持つことだと思います。シードテックへ入社してからの変化・進化だと感じている部分でもありますが、そこをより広げていきたいと思っています。

今の役職を任せていただけてすごく満足していますし、ブリッジSEとして、メンバーの困りごとを率先して解決できるようになっていきたいですね。

ーシードテックへ興味がある方へ、メッセージをお願いします。

いろいろな仕事に挑戦できる、かつ、それを後押ししてくれる環境というのは、おそらくどこの会社よりも、すごく揃ってると思います。ただ船に乗るのではなく、自分で船を漕ぎたいタイプの方には、シードテックはとても良い会社だと思います。

ーありがとうございました!

--
シードテックでは、共にサービスを盛り上げてくれる仲間を募集中です!詳細はこちらからご覧いただけます。ご興味を持ってくださった方は、ぜひカジュアル面談からお話しましょう。

裁量を持ってチャレンジしてみたい皆さんからのご連絡をお待ちしております!

この記事が参加している募集