新卒で人事に配属になった私が、就活時代に考えていたこと、感じたことを思い出してみました。
こんにちは、人事の中村です。
皆さん、こんにちは。
株式会社セキュア(以下、SECURE)の人事総務課で、新卒の採用担当をしている中村と申します。
noteではいくつかの記事に登場しているので、名前を覚えてくださっている方もいるかもしれません。今回は、改めて私の自己紹介をさせていただきたいと思います。
新卒の採用担当としてインタビュー記事などでお話をしたことはあるのですが、自分自身の話をすることはなかったので私の就活時代のお話をさせていただこうと思います。
私は2020年新卒入社としてSECUREに入社し、入社当時から人事のお仕事をしています。
就職活動中は、営業としてSECUREから内定をもらっていました。
営業も人事も魅力的な仕事です。
かなり悩みましたが未来のなりたい姿を考えたときに、人事の道に進んだ方がいいと判断して現在に至っています。
(詳しいお話も出来ますのでぜひ座談会・説明会でご質問ください!)
皆さんは、人事というとどんなお仕事を想像しますか?
おそらく1番最初に思いつくのは「採用」だと思いますが、人事のお仕事にはそれ以外も様々なものがあります。
研修・入社対応・評価・給与や労務に関する業務など、募集してから退職するまでの社員の働く環境を整えて、会社活動をスムーズに行う基盤を作るのが私たちの仕事です。
他の会社では分担し業務を行っている会社もありますが、SECUREでは総務人事課の4人で上記のような幅広いお仕事をしています。
その中でも、私は採用に軸足を置き、就活生の皆さんに説明会・面接・面談の実施や、採用広報として採用に関する記事なども執筆しています。
(キャリア面談なども行っていますので、ご興味ある方はお気軽にご連絡ください!)
自分中心だった就活から、自分の芯を貫く就活へ
さてここからは、私の就活時代のお話をさせていただきます。
自分の就活体験談に加え、就活中に意識してよかったことをお話しようと思います。
私の場合、大学3年生の夏にサマーインターンの選考に参加して冬から主にベンチャーを中心に本選考に参加し、4月頃に就活を終えるというごくごく一般的な就活でした。
今では求職者の面接をしていますが、実は就活初期はとても面接が苦手でした。特に集団面接になると他の人の話を聞いては、「自分はそんなすごいことはできていないな。」と落ち込んでいました。
自分の番になると伝えたいことが上手く伝えられないという状況で、サマーインターンはほとんど落ちた記憶があります。その後も、面接に落ちる状況が続いてなかなか次に進むことができませんでした。
そのような状況で就活でお世話になっていた先輩に、ある一言を言われました。
「中村さん、自分に矢印が向いている間はこれ以上成長しないよ。」
最初は何のことか全くわかりませんでしたし、その言葉の意味を深く考えていませんでした。
ある日面接を受けている際に、いつも通り自分が発言したことばかり気にして不安にさいなまれていたのですが、先日言われたその言葉をふと思い出しました。
「あ、私は目の前の人がどんなことを聞きたいのか全く考えることができていないな。」と感じ、そこでようやく自分のことしか考えてなかったんだと気づいたんです。
学生の私からしたら、社会人と話をする経験があまりなかったので面接の場はとても緊張します。自分の発言に対して「恥ずかしい。」「相手から自分がどう見られているんだろう。」と、自信が持てないままでいました。
自分のことばかり考えていて、相手は何を聞きたいのかというところまで考えられなかったんです。相手の求めていることには、まったく目を向けることができずに面接していました。
面接が苦手という私にとって、一番のきっかけがお世話になった方に教わった自分への矢印を相手の方向に変えること。
相手視点に立って考え、相手にわかりやすく伝えるということでした。
もちろん自己分析なども行いましたが、この相手視点を持つという発想の転換がなければ私は今も面接に落ち続けていたと思います。相手視点を持つというのは、コミュニケーションの基本の1つではあるのですが、意外と出来る人は多くないように思います。
もし私のように面接が苦手でしたら、ぜひ試してみてください!
最初はあまり腑に落ちないかもしれませんが、やっていくうちに「ああ、こういうことか」とわかると思います。
ただ、ここで1つ注意点です。
相手視点に立って相手が何を求めているのか考えることはとても大事なことですが、相手に完全に合わせすぎて自分の意見を曲げてはいけないということです。それだと入社した際にミスマッチが起こってしまい自分自身が苦しむことになります。
自己分析をして自分についてしっかり理解したうえで、「自分のやりたいこと」「なりたい姿」「自分自身についてどう伝えれば伝わりやすいか」「どこを強調して伝えることで魅力的に映るか」をよく考えてみてください。
相手視点を持ちながらも自分の芯はしっかり貫く、そんな就活スタイルを身に着けてから、私は就活への不安が和らぎ自分らしく面接に挑むことが出来るようになりました。
最後に
就活って最初はとにかく不安で、なんとなく行動しているという人も多いと思います。
もちろん行動することは大事なのですが、ぜひゆっくり時間を使って自分自身について振り返ってみてください。
一度立ち止まることで、見えてくることもあります。
就活中の皆様が、良い結果となりますようにお祈りしています。
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