レ・ミゼラブルの”民衆の歌”の和訳に感じる違和感
おはようございます。
#意識低い系社長 です。
下のツイートは昨日わたしがツイートした内容です。
各界の著名な方たちがチャリティで「ステイホーム」を呼びかけるため、リモートで合唱を披露してくださってます。とてもいい企画だと思いましたし、この”民衆の歌”自体わたしは大好きです。
ですが、本来の歌詞と和訳された歌詞に少し違和感を感じるのです。
今回はそれをトピックとして扱いたいと思います。
1.サビの部分本来の英語の歌詞
Do you hear the people sing? Singing a song of angry men?
It is the music of a people Who will not be slaves again!
When the beating of your heart Echoes the beating of the drums
There is a life about to start When tomorrow comes!
2.これを直訳すると、
民衆の歌が聞こえるか?怒れる者たちの歌う声が
それは二度と奴隷にはならぬ 人々の歌だ
胸の鼓動が 太鼓の響きと重なって
明日が来れば 新たな暮らしが始まる
3.実際に日本語訳された歌詞
闘う者の歌が聴こえるか
鼓動があのドラムと響き合えば
新たに熱い命が始まる
明日が来た時、そうさ明日が
4.直訳と和訳の違い
上記見て頂くだけでお分かりでしょうが、完全に一小節飛ばされているのです。「It is the music of a people Who will not be slaves again!」この部分です。slaveは「奴隷」や「隷属」を意味します。恐らく、ミュージカルで日本語歌詞として聞こえをよくするために、歌詞から除外したものと思われます。
ですが、本来”民衆の歌”で重要なのは、二度と従属しない、圧政に屈しない、という市民たちの叫びなのです。ここを除外してしまうと、何のために闘うのか、ちょっと曖昧になってしまいますよね。
5.今こそ、団結の精神
わたしは、こんな時代だからこそ、わたしたちは団結しなければいけない、と思っています。わたしも根本的に利己主義ですし、本質的に現代の資本主義は、私利私欲に帰結するのは当然です。
ですが、都知事選やこれからの国政を考えたとき、わたしたちが取れる、唯一のアクションは「投票」です。
ネットの情報やテレビ、新聞、その他メディアの情報をアテにしてはいけません。自分で考えてください。自分の票は自分の将来を誰かに託す票です。
組織票や世代票で、大きく得票は動きます。それはわたしたちにはどうしようもできない。ですが、わたしたち一人ひとりが自分で考えて投票をすることが、わたしたちが今できる"民衆の歌"だと思っています。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
よければ、コメント、フォローお待ちしております。
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