◆セミヌード撮影体験記② 〜魅力ある作品とは魅力ある人物から生み出される〜
たくさんの感謝や温かさより
たった一言の怨嗟や冷徹さに
心奪われ、身悶えしては
生きてる吐息を実感するの
あなたの心なんて知りたくもないのだから
わたしにわたしの意味なんて
聞かないでよ
***
目眩くほどの一期一会に喉が詰まるような異物感を得ながら、一方的に飛ばされる愛を掴むことも避けることもできないままに、シャボン玉が弾けるように額にぶつかっては消えていく、奇妙な出逢いを繰り返しています。
多勢に理解されることが栄誉なのか
利他的な愛を受け取り続けるのが幸福なのか
発達した表情筋は気にしい気質達人の証だから、心無い作り笑顔を送ることなど今のわたしにとっては造作もないこと。いや、むしろ虚心さえも創り出して見せるでしょう。
結局、わたしは自分の幸せを肯定しようとするがために、他人を救おうとします。
それをさもかこつけて、正義だの信念だのとほざき、本物ではない抽象概念に置き換えていくことが美しさなのだと、
もしかして「美」とは本来そういうものなのかもしれない
もう「当たり前の」正義を語るのは心無いAIの作業であり、情緒を解さないその言葉に人の心は動かされ救われる時代なんて、よっぽど美しいとは感じ得ないのでしょうから。
無糖のコーヒーを一口啜っては、気遣いの必要ない自分自身との対話の中であまりの可笑しい発見に、ひと時の安らぎを感じているのです。
さて前回 ◆セミヌード撮影体験記① 〜わたしはわたしのコレクション〜に引き続き、自分の魅力を知り、自分を愛するため、自分の表現方法を学びたいと、好奇心の赴くまま挑戦したセミヌード撮影体験のお話です。
本来の自分を覆い隠すため無理矢理にでも創り出した女を象徴するわたし。
愛されなくなる恐怖に独り向き合い、薄汚れている事実を必死に覆い隠すために、綺麗な真実として遺したい一心で自ら醜いわたしを愛でていく活動の一つです。
今回はその実際の体験時のストーリーと、同様にご自身に挑戦し続けているお二人のカメラマンとの出逢いを描き上げていきたいと思います。
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恋し続けるために顔晴ることの一つがnote。誰しも恋が出来なくなることなんてないのだから。恋しようとしなくなることがわたしにとっての最大の恐怖。いつも 支えていただき、ありがとうございます♪