*うみゆりぃ*|クロノ×エッセイスト
お一人お一人に向けた 心の手紙から始まった創詩集です。伝えきれずに残っているものも、伝えきったままのものも、伝えたくて新しく生まれてくるものも、心歌として吐き出しています。メロディつけてくれたら歌います♪
アバター恋愛や仮想世界を生きて、感じた思いを綴った単独記事集です。
【2023創作大賞応募作品】のため。現在全話無料公開中です。オンラインゲームからはじまるリアル恋愛短編小説です。綺麗に解けてゆく夏夜の魔法、打ち上がることのない打ち上げ花火、世間から忘れられてしまった花火大会…… 現実世界にけして持ってきてはいけない仮想世界の想いを、仮のわたしに託して夢をみる、現実では起こりえない現実を再現した、エモい恋愛ストーリーです。
Twitterからのつぶやきまとめです。 ここからエッセイのヒントを得たり、作品の構想を練ったりします。
1話目無料公開です。「白い嘘」それは相手を思いやる、優しい嘘。見えていた現実は、まるで真実のように映る仮想の真実だった。海底を堕ちたわたしを引きずり出すかのように、頭と心と身体に結ばれた糸で、あなたのマリオネットになる。>>姉妹作品「黒い真実」もインスタグラムで公開予定。ぜひ合わせてご覧ください。
太陽に嫌われたわけじゃない やりたいことが見つからない みんなが私を気にしている 視線が暑くて苦しくなる 人目を避けるくらいなら トビラなんていらないわ あぁ、大人になりたくない 理不尽な世の中? あぁ、大人になれない 不公平な現代社会? そんなのわからない 未だ 弱虫だから 真空が嫌いなわけじゃない 決められた夢さえ見失う みんなが私を気にかける 琴線に触れて痛くなる 本音を避けるくらいなら 正解なんていらないわ あぁ、蝶になりたくない 飛び立てない世の中
約2年前、この詩を書き上げたとき 大好きな人は生きていました。 どういう思いで「失せざる花」を描きあげたのか 今となっては弁解でしかないのでしょう。 わたし自身、「歌」にはたくさん救われました。 「歌」といえば、 ボーカルが響かせる 旋律に心地よさを感じるのか、 ドラムが叩き上げる 拍子に心踊らされるのか、 ギターが奏でる 和音に心奪われるのか、 各人が、過去一つ一つの思いを重ねることで完成させて 「自分だけの音楽」として懐かしむ それが音楽だと思っていました
やはり、「気にしい」なのです 何気なくもれ落ちた言の葉 感情の全て 丸ごと吸収し 噛み砕いて 味わう 「どうしてその言葉を届けたの」 タイミングを逃し 時効となった思いが 眼に見える言の葉であふれかえる 想いが形となり 現実で可視化される 独特な記憶の復元が 自分と向き合う唯一の手段 自分を通して見えている 光り輝く感情世界を 日本語という美しい言の葉で 包み込んで放り投げて遊んでみる それが表現 わたしの見えている世界を 本物の想いで、本当の表現で 誰に気
「気持ち悪りぃな」 シャンデリアが輝く煌びやかな式場 華やかさを演出する色とりどりの高砂花 非日常の世界観が広がる現実に 後ろ指刺されたって わたしたちの愛は誰よりも本物でした。 *** 昨今、婚外恋愛やセカンドパートナーという言葉をよく見かけるようになりました。 ネット恋愛、アプリ婚といったパートナーとの出会い方も、非日常から日常へ。非常識から常識へ。と変わっていったように、多様な恋愛常識のあり方や受け入れ方が新しい考え方へと移行しつつあると思っています。 約20
愛してるってなんだっけ 好きな人に言う言葉だよ 好きな人って彼氏のこと? いつかできるかな わたしは男がきらい 将来の旦那様になるひとに 愛してるって言うのかな 言いたいと思う? でもわたし 本当に好きな人に 愛してるって言えなかった なぜなら 愛してるって 言われたことがなかったから *** さて、記事が更新できずに苦しい想いを抱えながら耐えてきましたが、皆様とも新しい関係を築いていくために、note定期購読マガジンを来月の9月末をもって廃刊する
羽音五月蝿く 眠れぬ夜 掻きむしる不快音で 目が醒める もはや羽虫さえも 飛べない天空で 暑苦しさとは無縁に 肌を重ね合う 今年の盆も あなたの顔がチラついて 掻きむしった爪痕に 口づけをする 結局泣いたら 満足するから 迷わず「好き」って 言ってほしい *** さてご心配をおかけいたしましたが、ようやく家族の四十九日を終えて、少しずつ日常を取り戻しつつある状況に安堵しております。 四十九日を迎えるまで活動を控えておりましたが、また記事の更新を再開させてい
縁結びの神様がいるならば 良縁をめぐり合わせる神様ではなくて 縁が結ばれたことに気づかせてくれる神様なんだって 切れた鈴蘭のお守りを見つめながら想う 神様が切ったの? わたしが切ったの? あなたが切ったんでしょう? 初めから定められていた縁だなんて ロマンチックな思考すぎて ほら 神様だって笑っていらっしゃる 切れた縁が 繋がった時を巡らせる まるで良い縁はさも天から降ってくるかのように 出逢い、意気投合し、想い愛し合えた 偶然のような必然だったことに 今更気
母として 娘として 女として 同じ瞳なのに 見える世界は変わる どうしてわたしを 置いていってしまったの? どうしてわたしは 先にいってはいけないの? どうしてわたしは 今あなたの隣にいるのかと https://twitter.com/sealily555
おはようと起きれば横にあなたがいる ただいまと毎日帰ってくるあなたがいる くだらないLINEができるあなたがいる 会いたいと呼んでくれるあなたがいる 大丈夫かと心配してくれるあなたがいる 愛してると待ってくれるあなたがいる それでもぽっかり空いたわたしの穴は埋まらない
「ごめん、痛い? でも我慢して」 片手で頭を押さえつけられながら、ゆっくりと。 でも躊躇なく挿入されていく感覚 初めてだった 我慢できないわけでもない痛みに顔がひきつる チクチクと刺さり続けている胸の違和感のせい 右手首は握られたまま、後ろへと引っ張られる 自然と背中は反りかえり、腰が浮いた まもなく、全身に電気刺激を帯びて吐息が漏れ始める 「好き」という感覚のない人と 性行為をするのが 初めてだった ***
性のあり方について自由な思考が認められ受け入れられるようになってきた社会。多種多様な人々と触れ合う中で、性を改めて考える機会をいただき、他人事ではないことに気付かされました。 今回の記事はnoteをスタートして初めて投稿した詩です。 もともとは別のサイトでアップした詩でした。あまりに強い言葉のせいで性別否定、性差別と捉えられ、おそらく受け入れられないでしょうからと、かえってがむしゃらに思いの丈を綴ったところ、おもわぬコメントに救われたた経緯があります。 特定の性別に対して
バカみたいに あなた信じて バカにされても あなた信じて バカだったって わたし信じて 馬鹿を繰り返す 馬鹿なわたしが やっぱり 自分らしいと 誇りに思う https://twitter.com/sealily555
しとり しとり あまつぶひとつ 重んじる あまりに あながあく 断てない 命雨の連鎖よ やすらかに 明日こそ わたしに 降りそそげ 本格的な梅雨入り 独特な雨臭さが 腐敗臭をかき消してくれて ぎこちなく立てられた線香が 鎮魂香としての役割だけでなく まさに目の前の肉体から 心が切り離される瞬間に 目を背けさせないようにと 意識を繋ぎ止めていく 「さよなら」とは違くて どこかで生きている現実さえあれば いつだって心のあなたを笑
「わたし、あと十年で命を限ろうと思っているの」 大事な人に不意に伝えてみる そんなこと言わないでと泣きそうになる人 ただ、うつむき黙ってしまう人 自分もそうしたいと賛同するふりする人 またかと呆れて話題を逸らす人 大きな腕で抱きしめてくれる人 みんなわたしを理解しようと接してくれる大切な人 でもどの言葉もわたしの思考を止める力にはなり得ない わたしの真意を理解してくれる人はいないのだと 笑顔で「ありがとう」と返す 生きるために死が必要なのに どうして死=最期である
死を受け入れて にこやかに過ごす毎日に たゆたうわたしの心 いかに満たそうとする時間が のどかに巡り続けていく 本当のわたしは 当たり前に存在しているわ はがゆさと共にね https://twitter.com/sealily555
何も感じなかったら 「感じなかった」 でいい 感じなかったを感じた あの日が大事 https://twitter.com/sealily555