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Turn.16『孤独への癒し』

 前回記事から2回連続で読むと、
「お前さんまた釜ネタ書いてやがる…」
と思われそうですが、この話に関しては極力触れずにどうぞ。(なんやねん)
 今回の写真は、令和2年に撮影したEF65形による松山貨物駅の開業記念ヘッドマークである『スーパーライナーいよ』を装着したEF65形の貨物列車の話です。
 現在でもおそらく残存していますが、このヘッドマークを装着する事になった列車は新鶴見方面から5087列車として大阪方面を目指した後。
 大阪方面に入った後に翌日には四国出張をします…が、恐らくこの四国出張の話に関してはもうやっていないでしょう。いつか?だったかの情報で、松山駅にも新型電気機関車のEF210形が入線したという情報が入っており、その絡みによってEF65形は四国に乗り入れなくなってしまいました。
 写真は新大阪駅で朝の6時から7時くらいに撮影したものです。
 何時かは全然記憶していないんですが、このヘッドマークの撮影の為にめちゃくちゃ朝早起きしたのは今でも忘れていません。
 令和2年は、ちょうど自分で四国への気持ちが高鳴っていた時期でありましてその中で運用もわざわざ調べ、
「四国に絡んでいるネタなら行かなくては」
と行き勇んで撮影に出たのは今も薄っすら記憶しています。
 時々大学の友人も一緒に撮影に繰り出し、吹田駅前のガストでは一緒に朝ごはんも外食して互いに別れたりしていました。
 あの気怠げな時間は何となく記憶している…といいますか。
 幾つかこのヘッドマークを掲出して走行しているEF65形の写真はありますが、資料として後世に残すに自分が1番推したいのがこの写真。
 後方のコンテナ積載に国鉄色の電気機関車とマッチし、自分では
「よくできたもんだな」
と多少は誇れたりします。
 ちなみに、国鉄色が多かった中に少しグレー調の事なった塗装のEF65形も混ざっており、これに関しては
「貨物色が運用に入るから」
と撮影に出たのは今でも記憶しています。最低でもこの2色だけは狙っておきたい…という自分の精一杯の足掻きとでも言いましょうか。
 令和2年といえば、パンデミックの真っ盛り。
 そして撮影時期は夏場でしたから、完全にその真っ只中です。
 そんな中、気軽に撮影に行かせてくれた環境と家庭、そして支えてくれた友人には感謝ですね。

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