朝の冷水シャワーで生き返る
昨年の夏から始めた養生は、朝の冷水シャワー。身体中の細胞がシャキッと目覚める。最初はぬるま湯からはじめ、だんだん冷たくしていく。ホットシャワーの後で、水シャワーを1分、2分と徐々に時間を増やしていくのも効果的だ。
なぜ冷水シャワーか。何よりもまず、身体がシャキッとする。それまではいくらグータラした気分でいても、冷水シャワーの後では、パーンと両手を打って、「よっしゃー!」という気持ちになる。
あの心身統一法の肥田先生も毎朝、バケツの水をかぶることを勧めておられた。おそらくは自律神経を活性化し、体温をリセットし、肌に鋭気を養う効果があるのだ。
冷水の前に、ボディブラシで体中をブラッシングするとなおよい。リンパが流れて、すっきりした手足と爽快なアタマが手に入る。
昔の賢者は亀の子タワシで体を擦っていたという話しを聞いたことがあるが、ちょっと痛そう。Amazonで売っているボディブラシで好みの硬さのものを選ぶのが無難だろう。
この朝のルーティーンを続けていると、肌が変わってくる。ピンとはってツヤツヤの肌になれる。お高いボディローションなど使わなくても、身体中の肌がひんやりと張り詰めてくるのがわかる。
肌が変わったことがわかるのはもう一つ、日焼けの後だ。以前は日焼け止めを塗っていても赤く、痛くなっていた。それが今や夏の日差しにも負けない肌になった。
ずっと子供の時、寒風摩擦をするようになって、いっぺんに「風邪をひかない子」になったのも、今から思えばうなづける。
ボディブラシを使ったブラッシングほうはいろいろと本が出ているので、ぜひ試して見ていただきたい。
不思議なのは身体の肌がツヤってくると、顔の肌も合わせて艶が出てくること。肌は顔も体もつながっているのかもしれない。
そういえば、心までピンとはってくる。
人間の身体ってみーんなつながっているのだなあ。
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