【我慢は毒!と言うのは本当だった】
長期に渡って自制心(意識して我慢)を使うと、認知がすり減るだけでなく、肉体的にもかなりダメージがあることがわかった
ノースウェスタン大学心理学者グレゴリー・ミラー氏の研究
※参考文献1
実行機能に基づいた高いレベルでの自制心(つまりかなり我慢強い)を持つ人は、当たり前だが社会的地位の向上や優れた社会の成功を収めていた
しかし!!
その代わりに「老化」が早まって病気の発症が高まった
ここで重要なのが
一部の人ではこれが当てはまらなかった(つまり自制心を長期間発揮しても老化からの病気発症が見られなかった)
この一部の人というのが
「比較的恵まれた生活をしていた人」
なんとも不平等な気がするが
経済的に恵まれない環境で政府支援の依存や大学への進学を諦めた人ほど、自制心を使うことで病気になっていた
比較対照群として
同じように劣悪な生活環境でも、自制心に頼らず以前話た「再評価(違う見方をする)や気分転換(誘惑を見ないようにする)」などの戦略を取った子供は、病気発症リスクが上がらなかった
つまり、自制心+劣悪環境→老化からの病気発症リスクを急激に高めていた
だから生まれ環境は選べなくても、再評価と気分転換で老化はどうにかなるよ!という考え方も与えてくれている研究だと考える
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