息子たちの未来が憂鬱になった。石井光太さんの『誰が国語力を殺すのか』を読んで。
子どもが生まれてから、ぼんやりとした恐怖のようなものがあって、それは、「この子は、人を殺したり、人を傷つけたりする犯罪者になったりしないだろうか」というものなのです。
6ヶ月に満たない息子を抱いて寝かしつけをし、寝たと思ってベッドに置いたら目をぱっちりと開け出して……なんてことを繰り返していく中で、常に頭の片隅になる恐怖なんです。
いや、そんなのまともに育てれば、大丈夫だろう。
と思うかもしれませんが、『まとも』って何よ。どうやるのよ。と思ってしまうんです。だって、どん