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自分で描いたイラストのキャラクターが夜見る夢の中に入ってくる話
私は今年、以下のようなシリーズで、
映画や文学のレビューを手描き漫画で行う試みを定期的にやっていますが、
以前も申し上げた通り、
私の精神には不思議な構造があるようで、
手描きで漫画を描いていると、その中のキャラクターたちが、夢に常連キャラとして出てくる、という謎のパターンがある、
というオハナシを以前にもしました。
いやはや、、、
今回もおこりましたよ。。。
こちらのシリーズのキャラクターの、「博士と助手の女の子」が、昨日、私の夢に現れて、
めちゃくちゃ饒舌に、私に言いたいことを喋って、また部屋から出ていった。妙なことですが、夢に出てきてくれたおかげで、私はこの「博士と助手」の肌や髪の毛や服の色を初めて見たし、彼らの声も初めて聞いた。つまり、夢のおかげでキャラクターの詳細設定が深まったのです。
こういう話「自分の想像したキャラクターが、自分と独立した存在のようになって、実人生にいろいろ干渉してくる」という体験の話をしても、
「自分で小説や漫画を描いたことのある人でないと、わからないみたい」と、思っていたのですが、
なんてこった、最近、気づいたのですが、
「自分で小説や漫画を描いたことのある人でも、みんなに起こっていることではないみたい」、、、でも、たまーにnoteで見かけますよね。自作の創作物のキャラクターが、話しかけてくる感じがするって人。
いずれにせよ、それって、あまりおおっぴらに話すと「おかしいヒト」と思われることもあるようで、私もこういうハナシはあまり深くは展開しないのですが、
少なくとも自分の経験から言うと、世の中には、私もその一人だが、「創作物の中のキャラクターとどこかで実人生が、メビウスの輪のようにつながってるような『感じ方』をする人がいる」というオハナシであり、
そういう私のような人が、「自分の描いたキャラクターにどこかへ連れていかれそうになる夢を見た」というのは、決してオカルトではなく、本当に「ただの夢」とはわかって言っているくらい、冷静に対処はできてることであり、
ついでにいえば、
『スターウォーズ』にせよ『マトリックス』にせよ『ジョーカー』にせよ、「監督の作り方が」とか「俳優の演技が」とかよりは、「あのシーンであの主人公がこういう行動を取ったのは情けない!彼らしくない!彼はもっと責任のある態度を取るべきだ!がんばれよ!」とか、まるで映画の中のキャラクターを実在の人物のように褒めたり批判したり同情したり怒ったりするのも、
私自身の精神がこのように「創造物の世界のキャラクターをあたかも世界のどこかに実在する対話可能な相手として感じてしまう」ようにもともとなっているからで、
わたし自身にとってはまったく不思議なことは何もない「映画批評の方法」なのです。でも、やはり、どうも、「変わった映画批評のアプローチ」と思われがちみたいだ。おお、そうなのか、、、。
ちなみに、、、昨日、夢の中で、私の手描き漫画のキャラクターの「色」を初めて見た私だが、「今後、色を塗ろうか?」と聞いたら、「思いつきでできない約束をするんじゃねえよコラァ!手間のかかることを始めても続かねーからやんなくていーよ!面倒くさくなったらそもそも私たちのことを描かなくなっちゃうでしょどーせ?」と何かやけにキレ気味にいわれた(あのツッコミ役の女の子のほうに…映画にツッコミを入れる時だけでなく普段からああいうプリプリ怒ってる感じの話し方のヒトなのだと、これまた夢のおかげで設定が判明)。そうですか、では、お言葉に甘えさせていただき今後も白黒で、、、。