北欧イラストレーター、ティナ・バックマンのメインビジュアル SKÅL9
※この記事は、2018年に開催された文化イベントについて紹介しています。SKÅL/スコールとは、スウェーデン語で「乾杯」と「器」という意味があります。
今回のイベント用に、メインビジュアルとなるイラストをデザイナーにお願いしたいと思いました。20個のお茶碗を可愛らしく描けるのは誰だろうと思ったところ、手描き風の温もりのあるパターンに定評のあるティナ・バックマンが思い浮かびました。全てのデザインを手描きで仕上げるティナは、ストーリー性のあるスケッチのようなパターンを描きます。20個のお茶碗のそれぞれのデザインがはっきりわかるように、それに加えてストーリー性のあるイラストに仕上げてほしいとお願いしました。いったいどんなイラストが仕上がるのか、ワクワクして待ちました。
ティナは、スケッチの段階でいくつかのイラストを見せてくれました。フィーカのイラストが得意なティナは、フィーカをモチーフに、スイーツやジャムやティーポットなどを加えてイラストを描いてくれました。
どれもとても可愛らしく、ひとつに決めるのが難しかったのですが、20個のお茶碗をメインに描き、シナモンロールなどのスイーツを加えたイラストに決まりました。タイトルであるSKÅLという文字も描いてもらい、チラシやポスターやトートバッグなどのメインビジュアルとして登場しています。
by Y